あなたもできる!世界一簡単なチャネリング入門

 こんにちは、瑠璃です。
今日は「世界一簡単にチャネリングする方法」についてお話します。

スピリチュアルに興味がある方の中には、チャネリングに興味を持つ方が多いですよね。私もスピリチュアルに興味を持ち始めた頃、チャネリングによって書かれた本をよく読んでいましたし、そこからたくさんのインスピレーションを得ました。

チャネリングによって書かれた本を読むのも素晴らしいですが、自分自身で「自分を超えた叡智」にアクセスし、宇宙の真理を知りたいと思いませんか?

そこで今回は、
・チャネリングの準備
・誰でも最も簡単にチャネリングをする方法
・チャネリングのメッセージの受け取り方
についてお話します。

特に、チャネリング初心者の方向けに、最も簡単にチャネリングできる方法を解説しますので、ぜひ最後までお読みください。

チャネリングとは

まず、チャネリングの定義からお話しましょう。

一般的にチャネリングとは、高次の霊的存在や宇宙人などと交信し、メッセージを受け取ることを指します。これはアメリカで1980年代、ニューエイジ運動の中で大流行しました。

チャネリングは、1972年に出版された『セスは語る』という本から始まったと言われます。この本では、ウィジャボード(日本ではこっくりさんに近いもの)を使い、アルファベットが書かれたボード上で手が移動する文字を繋げてメッセージを受け取る方法が紹介されています。その後、トランス状態でメッセージを受け取るチャネリング技術が広まったのです。

メッセージを受け取る方法は色々で、トランス状態に入り霊的存在がチャネリングをしている人の口を使って話す場合もあれば、意識を持ったまま話す人もいます。また自動書記もそのひとつです。
エドガーケイシーは最初完全なトランス状態で、アカシックレコードにアクセスして自分の口から相談者に対する答えを語っていたとされます。そのため、ケイシーは自分の話したことを覚えていなかったそうです。

チャネリングの準備

チャネリングを始めるには、まず準備が必要です。

チャネリングとは霊的存在とエネルギー的にコンタクトを取ることですので、まず自分のエネルギーを整えることが大切です。自分自身がアンテナのような役割を果たすため、アンテナが正常に機能しないとチャネリングがうまくいきません。

エネルギーを整えるためのおすすめの方法は、日常生活から離れて静かに座ることです。忙しい中でエネルギーを整えるのは難しいので、一度作業を中断し、静かな場所で内面に集中しましょう。

静かに座ってしばらくするとエネルギーが落ち着いてきます。雑念が湧いても大丈夫です。そのまま静かに待つことで、次第に落ち着いていきます。目を閉じて自分の中心に意識を向け、その状態を感じてみてください。

重要なのはリラックスし、心地よい状態を保つことです。過度に「こうしなければ」と考えたり、自分を否定しないでください。緊張を感じたら、もう一度ぼーっとしてただ存在する状態に戻りましょう。

最初からうまくできなくても大丈夫です。これは練習を重ねることでできるようになりますので、焦らず取り組んでください。

チャネリングを始める

エネルギーが整ったら、いよいよチャネリングを始めます。その前に、一度自分の体の感覚に意識を向けましょう。

目を閉じ、足や手、頭など全身の感覚を観察してください。霊的存在を感じる準備として、まず自分自身の感覚に敏感になることが大切です。

「頭にエネルギーを感じる」「胸のあたりに何かを感じる」など、体の感覚を自由に受け取ってください。

ポイントとしては、あまり言葉を使わないことです。
人の感覚は、正確に言葉で言い表せるものではありません。
立体的で得も言われぬ感覚も、一度言葉にしてしまえば、平易なものになってしまいます。

また、言葉にすると、頭が働いてしまい、感覚から意識がそれてしまいます。
そのため、受け取った感覚は、言葉にする前の段階でしっかりと味わっておいてください。

さあ、これで準備が整いました。

チャネリングは誰にするのか?

チャネリングをする場合、「誰のメッセージを受け取るのか」という疑問がわいてくるかと思います。

基本的には、自分のスピリットガイド、いわゆるガイドさんにチャネリングをすると良いでしょう。

なぜなら、世の中には人を欺こうとしたり、騙そうとしてくる見えない存在が多く、そういった存在に繋がってしまうと、ミスリードするようなメッセージを受け取ることがあるからです。

ある本に書かれていた話ですが、クライアントが「私、ガイドさんに繋がったの!」と喜んでセッションに来たそうです。しかし、ヒーラーがエネルギーを見ると、その人は真っ黒なエネルギーに覆われていました。ヒーラーは、「その存在と繋がるのはやめなさい」と強く警告したそうです。

せっかくメッセージを受け取ったと思っても、それが役立たないどころか、望まない結果を引き起こすのは避けたいですよね。

また、ネガティブな存在と繋がると、自分のエネルギーがどんよりして体調を崩すこともあります。私自身、クライアントの方のエネルギーを受けて具合が悪くなることがありますが、チャネリングでも同じように精神的・肉体的なダメージを受ける場合があります。だからこそ、最も安全な道を選ぶのが賢明です。

ガイドさんは、あなたを見守り、常にそばにいてくれる存在です。そんなガイドさんなら、あなたにとって必要なメッセージをもたらしてくれるでしょう。

初めてのチャネリング

では、実際にチャネリングをしていきましょう。

まず、あなたが聞きたいことや疑問に思っていることから1つ選んでください。例えば、
・「私は今の仕事を続けるべきですか?」
・「新しい仕事を始めるにはどうすれば良いですか?」
・「今の私に何が必要ですか?」

といったものがおすすめです。

ポイントは、あまり細かすぎることを選ばないことです。

例えば、
・「今日の夕飯は何を食べるべきですか?」
・「どちらの洋服が似合いますか?」

のような、人生全体にはあまり関係のない質問は避けましょう。ガイドさんも答えにくいようで、分からない場合があります。私も一度聞いてみたことがありますが、残念ながら答えは返ってきませんでした(笑)。

質問を選んだら、それを心の中で静かに唱え、自分の内側に意識を向けます。そして、答えが返ってくるのを待ちます。

はい、これだけです。「え、簡単すぎる」と感じるかもしれませんが、これがチャネリングの基本です。

質問をして、答えを待つ。それだけなのです。

答えがすぐに返ってくる場合もありますし、1週間かかる場合もあります。その場で答えがなくても、ふと目にした本や思い浮かんだアイディアなど、さまざまな形でメッセージが返ってくることがあります。

特に最初のうちは、「すぐに答えが欲しい」と期待せず、どんな方法でメッセージが来るのか、ワクワクした気持ちで取り組んでみてください。

あなたの得意なメッセージの受け取り方

チャネリングのメッセージの受け取り方は、人によってさまざまです。

例えば、
・直感で受け取る:「何となくそんな感じがする」
・聴覚で受け取る:「言葉が聞こえる」
・感覚で受け取る:「ざわざわする」「心地よい感じがする」
・視覚で受け取る:「ある場所やものが見える」

このように、どの感覚でメッセージが返ってくるかは個人差があります。最初から「こうでなければ」と決めつけず、オープンマインドでいることが大切です。

ちなみに私は、言葉が聞こえることもあれば、文字が見えることもあります。以前、文字が見えたときのガイドさんは中国人のようで、見たこともない漢字が並んでいました。ただ、残念ながら解読できませんでした(笑)。

また、ガイドさんに「どこの人ですか?」と聞くと、その風景が思い浮かぶこともあります。

このように、メッセージの受け取り方は多様です。最初から一般的なチャネリングのようにたくさんのメッセージを受け取ろうとせず、まずはひとつひとつ確実に受け取ることが上達の近道です。

チャネリングにおけるメッセージ

チャネリングでは、どのようなメッセージが返ってくるのでしょうか?

ここでは、チャネリングで得られる一般的なメッセージを6つにまとめてご紹介します。

① **あなたは神である**
神はあなた自身であり、あなた自身は神そのものです。
あなたは自分のリアリティを創造しており、現在の環境の共同創造者でもあります。

② **あなたはあなた自身を救うことができる**
誰かの力や外部の力は必要ありません。
答えはあなた自身が知っています。自分を探求することで真実に近づけます。

③ **まず自分を愛することが大事**
自分を慈しみ、自分を愛することで他人を癒すことができます。
自分を愛せなければ他者を愛することはできません。
宇宙は、どんなものも受け入れる「無条件の愛」でできています。

④ **死は存在しない**
死とは幻想です。死と呼ばれるものは、単なる意識状態の変化にすぎません。

⑤ **大いなる自己は人生全体の目的を知っている**
自己と繋がることで、人生全体を俯瞰する視点を持つことができます。

⑥ **自分をサポートするガイドの存在**
ガイドはあなたの霊的レベルアップを助けます。
ガイドとコンタクトを取ることで、彼らのメッセージを得られるようになり、より明確なチャネリングが可能になります。

ガイドさんとの関係

私も、ガイドさんが伝えたいことは、この6つに集約されるのではないかと感じています。
常にガイドさんは、「あなたが主役だよ」と言っているように思うのです。

初めのころ、私は高次元の存在は、私たちが想像もできないほど素晴らしい存在だと思い込んでいました。
「メッセージが来たら絶対に従わなければならない。従わなければ何かひどいことが起きるのではないか」と考え、いつも緊張していました。そのため、メッセージが欲しいと思う一方で、「やりたくないことを言われたらどうしよう」と不安になり、結果としてメッセージを受け取るのを自分でブロックしていたのです。

最近感じるのは、ガイドさんは絶対的な存在ではなく、いつも相談できる「友達」のような存在だということです。
瞑想を続けていくうちに、ガイドさんのエネルギーがより身近に感じられるようになり、「この感覚は、友達の感覚に似ている」と気づきました。

スピリチュアルのゴールは、自分自身で自分の人生を主導していくことだと私は考えています。
誰かに聞かないと答えが分からない、何かをするのに許可をもらわなければならない、というのは少し違う気がします。
なぜなら、私たちは一人ひとりが神であり、神は他の神に許可を求めたりしないからです。

チャネリングの役割

チャネリングは、自分自身で答えを受け取るための方法です。
迷いや決断に困ったとき、ガイドさんがヒントを提供してくれるでしょう。

ただし、ガイドさんに質問する際には、絶対的な答えが得られるというよりも、「友達に相談する」感覚で聞くのがおすすめです。
「ねぇねぇ、どうするのがいいかな?」と軽く聞いてみる感覚で、ぜひ試してみてください。

最後に

今日のお話を聞いて、気づいたことや感想があれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。

チャネリングは面白いものです。
私も最初からできたわけではなく、自分ができるとも全く思っていませんでした。
ですが、瞑想やエネルギーワークの過程で、「ちょっとやってみよう」と軽い気持ちで始めたことが、今ではガイドさんと気軽に話せるようになるきっかけとなりました。

ぜひ、あなたもチャネリングを試してみてくださいね!