ブレない私になる魔法ー“魂としての自分”とつながるレッスン

こんにちは、瑠璃です
今日は、スピリチュアル的にみた自己否定感から抜け出す方法についてお話をします。
今日のゴールは、自己肯定感を取り戻し、何があってもブレない自信を持って生きていくということです。
「自分に自信が持てない」「新しいことにチャレンジしたいのに、自信がなくて前に進めない」
そういった方は多いですよね。
自己肯定感が低いと、何をやっても過去に失敗したことや、自分の不完全さが目につきます。
すると、今を楽しめないばかりか、周りにも遠慮しがちになり、実際に何かにチャレンジした時の成功確率も低くなってしまいます。
しかし、自信を持って生きられるようになると、圧倒的に生きることの質が変わります。
自分や周りに優しくなれるばかりか、自己の魂との繋がりを取り戻し、どの方向に自分が向かうべきなのかシグナルを自分自身でキャッチすることができます。
したがって、不安になったり、迷うことがありません。
特に、叶えたい夢や理想があるという方は、自信を持っているかどうかが結果を左右するといっても過言ではないのです。
今日は、
- 自信の本質とは~なぜ自信が持てないのか~
- 9割の人が犯す自信を付けるための方法についての誤り
- 今すぐに自信を持てるようになる方法
についてお話していきます。
今日は、あなたの悩みを解決し、あなたが望む生き方を実現するための土台づくりとなるお話ですので、ぜひ最後までご覧ください。
それでは今日の本題です
実は私は、世界で一番自信がなかったのではないかと思うほど、過去の私は、自信も自己肯定感もなく、毎日が不安でたまりませんでした。
小さい頃から、学校では周りと比較され、家庭では自分を理解してくれる人がおらず、どこかずっとひとりぼっちだったことを覚えています。
自分はこれでいいんだ、人と違っていていいんだと思えたことは一度もなく、いつも自分の劣っているところを見つけては、心のどこかで自分を非難している声が聞こえていたように思います。
ある時、母に「私〇〇ができるようになったよ!」と自分が身に付けたことを報告したくてそう言いました。
すると母には「そんなこといって、出来なかったら恥ずかしいんだから。頼むから人前で『私出来る』なんて言わないでちょうだい」と言われ、子供ながらにとても悲しい思いをしたことを覚えています。
自分を否定されたような気がして、あの時、嘘でも「すごいね!やったね!」と言ってもらえていたら、私の人生変わったかな、と後から思ったりしたものです。
でもふと周りを見渡すと、自分の意見を貫き、周りから何を言われても動じず、他者との違いをむしろ楽しめるような人もいますよね。
そんな人たちは、すごく楽しそうで、毎日が充実してそうで、そんな人はいいなぁと心底羨ましく思っていたものです。
とはいっても、私も指をくわえて見ていたわけではありません。
水泳を習っている友達を真似て水泳教室に行ってみたり、一生懸命ピアノを練習してみたり、おどけた自分を演じて他の人の輪に入ってみたりしましたが、自信の無さは一向に変わりませんでした。
やることなすこと自信を持てなかった私は、大人になってからも、弱気で、自分の意見も言い出せず、いつも遠慮しながら、周りに気を使いながら、自分らしさを押し殺して生きるようになりました。
安心感の欠如
自信がなく、自己肯定感が低いことにより、私たちは様々な苦痛を感じるようになります。
まず第一に、今この瞬間、安らぎや安心感を得ることができません。
いつも何かに追われているような、責め立てられているような感覚。
完璧でない、どこか不完全な自分や、まだ達成できていない自分を非難するような声が聞こえているかもしれません。
私は、自己否定は最も重い病だと思っています。
一番尊重すべき自己を愛することができない、そして、自分で自分を痛めつけてしまう。
他でもない自分なのに、その自分を自分自身で否定してしまう。
当然、否定されていい気分をする人はいないでしょう。
本当は、傷つけなくてもいいはずなのに、、本当は、誰よりも大切にしなければいけない存在なのに、、これほど悲しいことがあるでしょうか。
あなたが覚醒を目指しているのであれば、きっとそこには、自分が自分でいることの安心感や安らぎを感じることも含まれているでしょう。
ところが、自己否定は、覚醒への障壁となってしまいます。
自己否定により、今この瞬間に心からリラックスして集中することができなくなると、瞑想をしていても集中力が散漫になってしまったり、絶えず心が騒がしく動いてしまうでしょう。
でも、その根底に自己否定感があることに、ほとんどの人は気づいていません。
自己肯定感は行動からは生まれない
ある人は、自信についてこう言いました。「自信とは、リスクを取ってチャレンジすることである」。
慣れ切った環境からは自信は生まれず、いつもとは違う環境で新たなことに挑戦することで、自信は育まれるということです。
ですが、これは事実の半分しか言い表していません。
あるクライアントさんは、自分は小さい頃から自信だけはあって、上手くいかないことがあっても全く気に留めず、上手くいくことがあると調子に乗って天狗になってしまっていましたと語りました。
別のクライアントさんは、自分は小さい頃から自信がなく、運動神経が良く徒競走でトップを取ったり、リレーの選手に選ばれたりしていましたが、一向に自信が持てませんでしたと語りました。
ある人はもともと自信があり、その後の行動によっても失われることはなく、ある人はもともと自信がなく、この方もその後の行動によっても自信が生まれることがなかった。
この二人の事例から分かることは、自信とは、元々持っている素質のようなもので、行動によって後天的に変わるものではないということです。
もちろん、必ずしもこのようなパターンばかりではなく、リスクをとってチャレンジすることで、乗り越えられた、自分にはできた、ということで後天的に自己肯定感が育まれることもあるでしょう。
しかしながら、これらの例を踏まえると、必ずしも行動することによって自信が身に付くわけではないということが分かります。
9割が犯す自信についての間違い
大抵の人は、何か素晴らしい結果を残したり、他人に賞賛されたりすれば自信がもてるだろうと思い、誤った方向へ努力を続けます。
「〇〇を学べば、私は自信が持てるに違いない」
「ガイドさんと繋がれれば、自信が持てるに違いない」
「自分の過去生が分かれば、自信が持てるに違いない」
「自分の使命が分かれば、自信が持てるに違いない」
でも、これで本当に自信が持てたでしょうか?
きっと、ひとつ試して有効でなかったら、また別のものを試し、、という風に、別のゴールを達成しようと永遠に努力し続けているのではないでしょうか。
私のところへ来られる方は、既に様々な行動を起こされており、これまで複数のところで霊視をしてもらった、過去生を見てもらったという方がとても多いです。
「そこでこんなことを言われたのですが、自信が持てません」「かえって不安になってしまいました」
そう言ってご相談に見えます。
きっと、そういった方は、自分にとっての外からの正しい情報さえ得られれば、安心感や確信を持って生きることができると思っていたのでしょう。
でも、現実は、人から正しいことを言ってもらったとしても、自己肯定感が魔法のように湧き上がってくるわけではないのです。
私も、過去に占星術やタロットにはまっていた時期があり、その時は自分の不安な気持ちを紛らわせるために、すがるような気持ちで鑑定に通っていました。
将来について「あなたは大丈夫」「問題ない」など明るい見通しを言ってもらえたのですが、根底では自分を信じられていないため、どんな良いことを言われても、自己肯定感や安心感が湧き上がってくるわけではありませんでした。
自信の本質
ではここで、自信の本質に迫っていきましょう。
自信とは何なのでしょうか。自信とは、読んで字のごとく、「自分を信じる」ということです。
「自分を信じることができているか」ということです。
では、その「自分」とは一体何でしょう。
え、自分といったら自分でしょ?何を言ってるのか分からない、という方もいらっしゃるでしょう。
でも少しだけ我慢して聞いてください。
私は、自分を3つに区分して定義しています。
それが、肉体としての自己、人格としての自己、魂としての自己です。
私たちが普段「私」と言っている自分は、実は様々な要素によって成り立っています。
私たちが「自分は~です」「私は~です」というときの自分は、場面ごとによって実は様々なのです。
例えば「私は太っています」。これは、私の肉体についての描写ですよね。
別に人格や魂は、太っているとか痩せているとかはないわけです。
私たちはこんな風に、肉体を描写するときにも「私」を使っていますが、「自分=肉体」という認識があるわけです。
「私は昨日上司から注意されて落ち込んでいる」。これは、私の人格についての話ですよね。
肉体が傷ついたり、落ち込んでいるわけではありませんし、魂はあなたが笑っていても悲しんでいても、それがあなたの本当の姿ではないことを知っています。
肉体は、着ぐるみのようなもので、地球で生きる上で必要な装置に過ぎません。
宇宙に行ったら、宇宙服を着ないといけないようなものです。
でも宇宙飛行士は、宇宙服ではありませんよね。
そして、人格は、あなたが今世で生まれてから身に付けてきた性格であり、
もしあなたが日本ではなくアメリカで生まれたのであれば、おしとやかで内向的な性格ではなく、オープンで外交的な性格になっていたかもしれません。
生まれた環境によって変わるものは、本当のあなたではありませんよね。
魂のあなたこそ、ほんとうのあなた
本当のあなたは、魂としてのあなたです。
あなたの本体は、魂です。
私たちひとりひとりは、肉体でも人格でもなく、魂としての形のないスピリットです。
魂には肉体がありませんから、痩せていても太っていても、背が高くても背が低くても、自分の価値には全く関係がありません。
もし、例えば小さい頃に外見のことでいじめられたとか、仲間外れにされていたことが原因で自信を無くしてしまったのなら、
それは「あなた」ではありませんよ、ということなのです。
あなたでないものを傷つけられたと感じ、その結果、間違って自信を失ってしまったということなのです。
肉体はあなたではありませんから、例えば「ダイエットすれば自信を持てる」というのは、自信の中のほんの一部でしかなく、
本物の自信とは、魂としての自己から生まれます。
「私とは魂としての自己である」。この認識が、これから話を進める上での鍵となります。
自信を持つとは魂としての自己に目覚めること
突き詰めて言えば、自信を持つとは、魂としての自己に気づいていくということです。
肉体=自分、人格=自分という認識から卒業し、魂としての自己こそが自分の本体であると認識を新たにすること。
魂としての自己こそが自分であるとの認識にシフトすると、何が起きるでしょうか。
まず、仕事でミスをしても、人から悪口を言われても、人から嫌われて仲間外れにされても、
自分の価値は全く変わらないことに気づきます。
だって、それらは本当の自分ではないのですから。
もちろん、私たちは人間ですから、全く落ち込まないというわけではないでしょう。
傷つきますし、悲しくもなるでしょう。
ですが、それが人生を揺さぶるような大事件ではなくなるわけです。
さらに、自信とは、後天的に身に付けるものではなく、魂としての自己をどれだけ認識してあげられるか、であると気づきます。
あなたは創造主なのですから、本来誰かに評価してもらう必要も、誰かに勇気づけてもらう必要もありません。
あなたが全て決めて、あなたの自由にしてよいのです。
本来のスピリットとしての自分を思い出せば、全てはこのままでよい、ありのままで良いということに気づくでしょう。
自己否定感から抜け出し自信をつける方法
恐らくここまで聞いていただいただけでも、自己に対する捉え方が変わってきたのではないかなと思うのですが、
ここからは、今この瞬間からあなたが自己否定から抜け出し、ブレない自信を持って生きていくための方法をお話しましょう。
ここまで見てきたように、自信とは自分の内側から湧いてくるものであり、
自分と魂との結びつきを強固なものにしていくことによって育まれます。
もともと私たちは、自分を信じることができていました。
ただ、自分を信じることを一時的に忘れてしまっただけなのです。
それは、世間一般の評価や基準によってかもしれませんし、
親や友人など周りの人にそういわれたからかもしれません。
そのため、周りの人がどう思うか、また周りの人にどう思われるかではなく、
あなたがどう思うかを基準にしてほしいのです。
宇宙に絶対的な基準などありません。ひとりひとりの宇宙があり、
その中で一人一人が主観的に判断しているに過ぎません。
だから、自分がどう思うか、それを大切にしていただきたいのです。
もっと言えば、自分の魂がどう感じているのかを基準にしていただきたいのです。
自分を信じるというのは、たとえ今がどんなに困難な状況であっても、
今やっていることは間違っていない、と知っていることです。
たとえ今がどんなに困難な状況であっても、今やっていることが未来に繋がっていると知っていることであり、
外からもたらされる情報が「真実ではない」と告げていても、あなたが心の中で「真実である」ことを知っているということです。
そう、自信とは、外側で何があっても、たとえ他の誰かがノーと言っても、
自分だけは自分を信じてあげる、ということなのです。
そのためのトレーニング法としては、常に「自分がどう思うか」に気づいてあげることが有効です。
私たちはついつい外側のことに注意が向いてしまい、自分の本心とは裏腹に行動してしまいがちです。
自分が自分の気持ちとしっかりと繋がって、自分を主体に判断していきましょう。
問題に直面したら、「この問題にどう対処すべきだろうか」のかわりに、
「私は今どうしたいのだろうか」と問いかけてみてください。
自分のエネルギーを観察し、自分のエネルギーがもっとも自然で、もっとも軽やかな選択肢を選びましょう。
自分を信じる強さ
自分を信じてあげられるようになると、ブレない軸が出来上がります。
すると、見えない良くない存在たちも去っていってくれます。
私たちが不安や心配に取り込まれていると、そういった存在たちを寄せ付けてしまうのです。
そういった存在たちは覚醒を妨げてしまうので、なるべくクリアにいたいものですよね。
自分をいつもクリアに保ち、自己に目覚めていくためにも、
このブレない軸を持つということは大切です。
最後に
ということで、今日は「スピリチュアル的に見た自己否定感から抜け出す方法」についてお話しました。
私は、自己肯定感を養い、自分を信じることを思い出すというのは、
必ずだれにでもできることと確信しています。
これまでに一度も自信を持てたことがありません、というクライアントさんであっても、
変わっていかなかったためしがないからです。
必ずどこかの時点で、はっと気づき、その瞬間から自己を受け入れ、
穏やかな境地で毎日を過ごしていけるようになります。
結果として、仕事も家庭も上手くいって周りも幸せになるので、ほんとにハッピーですよね。
何歳からでも、いつからでも、人は変わることができます。
だって、あなたは創造主なのですから。
ぜひ、今日のブログがあなたの役に立てば嬉しいです。
それでは、またお会いしましょう。
真実の向こう側、愛と平和な世界へ。
瑠璃でした。