“なんとなく不調”の正体〜オーラ、感情体、知性体が教えてくれること〜

こんにちは、瑠璃です。
今日は「マインドブロックから自由になる方法」をお伝えします。
あなたは、望んでいるのに、なかなか叶えられない、思うように行動できないと思うことはありませんか?
それは心のブロックが、あなたの行く道を阻んでいるからかもしれません。
もっと力強く自分の夢や理想を推し進めたい。
人間関係を改善したい。
経済状況を改善したい。
健康状態を改善したい。
これまでブロック解除をしてきたけれど、現実が変わらなかった。
という方へ向けて、本質的なブロック外しの方法をお伝えします。
このブログを読むことで、あなたはまるで別世界に来たかのように、目の前の世界が変わっていくのが体感できるかもしれません。
ぜひ最後までご覧ください。
心のブロック
今日は、心のブロックの話ですが、心のブロック、マインドブロックとはいったい何でしょうか?
簡単に言うと、物事に対する偏見、つまり偏った見方のことです。
または、もっと分かりやすく言えば、レンズ、パラダイムといってもいいでしょう。
私たちは、常にこのレンズを使って世の中を見ています。
よく言われるのが、お金のブロックですよね。
「お金は汚いもの」
「お金持ちは悪いことをしている」
こう思っていると、お金がやってこない、というものです。
でも、もっと根本的なもので、あなたの生き方全体に波及するパラダイムがあります。
あなたが世界をどのようなレンズを通じて見ているか、についてです。
あなたが見ているのは、醜い奪い合いの世界ですか?
それとも、美しい調和の世界でしょうか?
困ったときには助けてもらえる世界でしょうか?
それとも、誰からも助けてもらえないサバイバルの世界でしょうか?
どんなレンズを持っているかは、人によって異なるでしょう。
そうして、このレンズに応じて、私たちの行動が決定されます。
「醜い奪い合いの世界」だと思っているならば、自分のものを奪われないよう守る必要に駆られるでしょう。
「美しい調和の世界」だと思っているならば、出会う人ひとりひとりに心を許すことができるでしょう。
このように、どんなレンズを通じて見るかによって、私たちの行動が決定されるのです。
だからこそ、行動、つまり結果を変えたければ、その根底にあるレンズを変えることが非常に重要になるわけです。
レンズが作られる仕組み
ある秘境の村では、子供たちが天使たちを頻繁に目撃していたそうです。
ところが、ある時を境に、子供たちは天使をほとんど見なくなりました。
そうして、子供たちから天使の話を聞くこともなくなりました。
一体なぜ、子供たちは天使を見なくなってしまったのでしょうか。
子供たちが天使を見なくなったある時とは、子供たちが学校に通い始めた時だったそうです。
子供たちは、学校教育によって、これまで一緒に生活をしてきた天使や精霊といった見えない存在たちが、見えなくなってしまったのでしょう。
それは、彼らの頭の中に、学校教育で教え込まれたレンズが入ったからに他なりません。
彼らはそれまでの、見えない世界に対する純粋で寛容なレンズを失い、学校で先生から教えられる世界観に基づいて、現実を解釈するようになったわけです。
この「レンズ」が厄介なのは、あなたが意識していない範囲で、つまり無意識の領域で、あなたの元に忍び込んでくるからです。
もっとこの話を現実に即して分かりやすくするために、そうですね……誰もが知っている企業として、TOYOTA自動車を例に挙げましょう。
あなたがTOYOTAと聞いて、今何を思い浮かべましたか?
・世界ナンバーワンの自動車メーカーかもしれませんし、
・プリウスとか、レクサスなどの車種かもしれません。
・高い安全性とか、信頼などの漠然としたイメージかもしれませんし、
・ぱっと思い浮かぶのは、過去にあなたを担当してくれた営業マンの〇〇さんかもしれません。
もしくは、CMに出ている有名人かもしれません。
ポジティブなイメージを抱く方もいるでしょうし、あまり自分の好みではないなぁというイメージを抱く方もいるでしょう。
ちなみに私は車について全く分からないので、「世界のトヨタ」くらいしか思い浮かばないのですが、このように、一企業を取ってみても、頭の中に出てくるイメージは人それぞれですよね。
私たちは、例えば企業価値とか、売上とか、製品のスペックとか、事実や客観的な数値に基づいて現実を捉えているように見えて、実は全く違います。
私たちが物事をとらえるとき、まず作用するのは「イメージ」なのです。
同じブランドを見る際も、ポジティブなレンズを通じて見るのか、ネガティブなレンズを通じて見るのか、全く違いますよね。
そうして厄介なことに、私たちの物事を見るレンズは、偶発的に、あるいは時には恣意的に作られ、そして無意識のうちに維持されます。
例えば、あなたが初めて買った車でドライブをしている時、彼女と気まずくなった経験をしたら、それだけでその自動車メーカーが嫌いになってしまうかもしれません。
でも、あなたはそのことについてすっかり忘れていて、なぜそのブランドを選ばないのかを聞いても、出てくる答えは「なんとなく」かもしれないのです。
そうして、あなたは無意識に、一生そのメーカーを避け続けます。
これが一メーカーであれば、それほど人生に大きな影響はないかもしれませんが、
例えば「人付き合い」とか、「異性」とか、「お金」とか、「本当にやりたかったことにチャレンジすること」だとしたらどうでしょう。
無意識のうちに、人付き合いを避ける。
無意識のうちに、異性を避ける。
無意識のうちに、お金を避ける。
無意識のうちに、本当にやりたかったことにチャレンジすることを避ける
スピリチュアルな世界におけるレンズ
見えない世界について描写するときも同じです。
キリスト教圏の人たちは、高次の存在たちを天使や精霊として見るでしょう。
東洋の人たちは、自然を神として捉えていました。
彼らにとっては、木や石も神そのものだったのです。
このように、私たちが見ている世界は主観的な世界であり、目の前のエネルギーをそれぞれのレンズで解釈しているのです。
例えば、人のオーラを見るとき、怒りを赤い色の雲として見る場合もあれば、オーラの中に、怒っているその人の像を見ることもあるでしょう。
捉え方は人それぞれであり、それぞれのレンズで見ているに過ぎないのです。
私はある時、これをガイドたちから教えてもらいました。
「私たちは、どこまでいっても主観的な世界から抜け出すことができない。いや、むしろ世界が主観によって成り立っているのだ」と。
そうして、究極的な意味で客観的な現実は存在しないと知ったのです。
私はこのことに気づいたとき、まるで狐につままれたような気分でした。
私が見ていた世界が、私の中の虚像にすぎないと知ったとき、私はまるでこれまであった世界が一度に崩れ去ってしまうような感覚に襲われました。
そうして、まるで赤ん坊が初めて見るように、初めてまっさらな目で世界を見たのです。
それまで私がいかに沢山のレッテルを付けていたかが分かりました。
そうして、そのレッテルを貼っていたことにすら気づいていなかったと知ったのです。
例えば、私は相手から強く言われると、相手が怖くなって本当の気持ちを言い出せなくなってしまうことがありました。
仕事上の関係の人でも、プライベートの人でも同じです。
そうして、自分が委縮して自分らしくいられなくなると、こちらから関係を切るか、離れるのがいつものパターンでした。
でも、すべての人に対してそうなのではありません。
相手が柔和で優しい人であれば、私も自然体でリラックスして付き合うことができました。
でも、ある時から「この人って本当に怖い人なんだっけ?」と冷静に考えてみることにしたのです。
すると、これまで怖いと思っていたその人が、ある一時点で自分の要望をはっきりと口に出しただけだと気づきました。
その結果、その人に対する見方がガラッと変わったのです。
そうして、こちらも遠慮することなく、自然体で自分の要望を伝えられるようになっていきました。
勝手に相手を「こういう人」と決めつけて、勝手に態度を変えていたのは、こちら側だったのですね。
このように、自分のレンズに気づくことによって、人間関係がより容易になっていくこともあるでしょう。
お金のブロックを外す
お金のブロックを外したいという方は多いでしょう。
結論から言ってしまえば、お金のブロックはお金のブロックではなく、実はお金を得るまでにあなたが得るであろう痛みへのブロックです。
例えば、もっと条件の合うところに就職したいと思い、就職活動を始めようかと悩んでいるとします。
でも、就職活動には労力も時間もかかりますし、時間をかけて企業を探して履歴書を出し、やっと面接にこぎつけたところで、選考に落とされるかもしれません。
当然、あなたはがっかりするでしょうし、落ち込むでしょう。
自分はやっぱり駄目なんだ、こんなに頑張ったのに……とがっかりする場合もあるでしょう。
人によっては「裏切られた」と感じる場合もあるでしょう。
お金を得るとは、あなたが自分の個性や自分の能力を示すことで人から評価してもらい、断られたり、絶望したり、人から嫌われることを経て、人の役に立っていくということです。
100%の人に評価されたり、100%成功することはありえません。
必ず成功するまでには何度も失敗し、絶望し、また立ち上がることを繰り返さなければなりません。
誰もがあなたの価値を認めてくれるとは限りません。
また、あなた自身が自分の価値を認められず、苦しむこともあるでしょう。
世の中の成功者と呼ばれる人は、必ず大きな挫折や失敗や裏切りを経験しています。
お金のブロックとは、
自分の才能や可能性を認めることに対する恐れ、
自分が認められないことへの恐れ、
人から批判されたり、傷つけられたりする恐れ、
挑戦することへの恐れ、
失敗することへの恐れ、
だったりするのです。
このように、あなたが何を恐れているかを知ることによって、あなたのブロックは見つかるでしょう。
思考は病気を作り出す
実は、今日のテーマであるあなたが付けているレンズを見つけることが非常に大切なのには理由があります。
これは私たちの健康や、エネルギーと大きく関連しているからです。
私たちの肉体の上には、エーテル体があります。
(図解においては、エーテル体を肉体の一回り大きなところに表示。オーラのようなもやもやとした雲のようなものです。線で肉体よりも一回り大きな人型を図示いただいても構いません)
エーテル体の上には、感情体(アストラル体)があり(図解においては感情体を肉体の二回り大きなところに表示)、
感情体(アストラル体)の上には、知性体があります(図解においては知性体を肉体の三回り大きなところに表示)。
そうして、それぞれひとつ上のものが、その下の鋳型として機能します。
今日のテーマである偏見やレンズは、最後の「知性体」のところに属します。
つまり、私たちの物事をとらえるレンズが、感情体(アストラル体)にエネルギーを供給し、それがエーテル体、肉体にも伝わっていくようになっているため、
最終的に、私たちの思考やイメージを変化させることにより、感情にも変化をもたらし、それが肉体へも変化をもたらしていくのです。
肉体を癒していくためには、この考え方は非常に重要です。
スタンフォード大学名誉教授であり、物理学者のウィリアム・ティラー教授は、人の意図が物質に影響を与えるという研究を行っている面白い研究者です。
彼は王道をいく物理学者……ではなく、一般的に見ればちょっと変わり者の物理学者かもしれませんね。
ティラー教授に関する記述をちょっと引用してみましょう。
「物理学者ティラーもこの説と同じ意見だ。『人間が創り出す思考は、自然の精神のレベルにパターンを発生させる。したがって、病気というものは、実は精神レベルでのパターンの変化が歯車を介して伝わっていくようにつぎつぎとその効果が伝達され、
最終的にそれが表面化してくるものであることがわかる。まずエーテル体のレベルへの影響として現われ、そしてそれが最後には肉体のレベルまで下りてきて、病気として私たちの目にも見えるようになるのである』。
ティラーは、病気がしばしば再発することがあるのは、今日の医学が肉体のレベルしか治療しないからだと考えている。
医師が気場の治療も行うことができれば、いっそう持続的な治癒をもたらすことができるだろうと彼は感じている。
それができるまでは、多くの治療は、「精神的、霊的なレベルでの基本的なホログラムを変えていないので、持続的なものとはならないことだろう」と彼は論じている。」
(マイケル・タルボット『投影された宇宙』株式会社春秋社,1994,255p)
彼は、私たちの思考活動、つまり物事をとらえるレンズ、物事に対するパラダイムが、最終的に肉体に現れたものが病気であり、
最終的に肉体を癒すには、上位概念である精神的、霊的な癒しが必要だと述べているのですね。
「ケイシー療法」などで有名なエドガー・ケイシーも「思考が建設者」であると語り、人生の一瞬一瞬に、自分の未来にエネルギーと形を与えるイメージやパターンを作り出していると言っています。
私もこの意見に賛成で、日々自分の体を観察しながら、全くその通りだと実感しています。
私がベッドに横になっている時、明日やらなければいけないことや、山済みのタスクについて考えると、その瞬間、私の肩が収縮し、肩甲骨のあたりが痛くなってきます。
そして、首がキューっと締め付けられる感じがします。
私は、この瞬間、自分のイメージによって、肩こりを作ったのです。
私は高校生の時から慢性的な肩こりに悩まされてきましたが、ちょうどその頃は受験勉強を始め、未来に不安を持っていた時でした。
後から、私の肩こりの原因はこれだったのかと、愕然としたものです。
ある日は、未来の可能性について考え、不安な気持ちになると、その瞬間、お腹のあたりがキューっと収縮し始め、お腹が痛くなってきました。
この瞬間、私は自分のイメージによって腹痛を作ったのです。
でも、この見えない頭の中のイメージから、肉体という物質に影響が及ぶという流れについて知らないがゆえに、
マッサージをしたり、ストレッチをしたり、温めたりという、見当違いの方法に走ってしまっていたのですね。
それに気づいたとき、いかに私はナンセンスなことをしていたのだろうと思いました。
問題の根本原因を知らずして、対処療法に走っていってしまっていたというわけです。
私が本当にやるべきは、自分の物事に対する見方を変えること、
もしそれがうまくできなかったとしても、少なくともそれを変えようと努力しようとすることだったのです。
それから私は、自分の物の見方を客観的に見るように努めるようにしました。
最初から完璧にできなくてもいいのです。
自分がどのようにして望まぬ結果を作り出しているかに気づきさえすれば、そこから選択することができます。
肩こりで思い出したのですが、ある男性が、1年間毎週整体に行っても慢性的な肩こりが取れず、
ブロックを外して瞑想を習慣にするようにしたら、肩こりがだんだんと良くなってきました、と報告してくださいました。
このように根本にあるブロックを解き放つことで、私たちは、もっと健康な姿へと戻っていくことができるのです。
ということで今日は「全てのマインドブロックから自由になる」についてお話しました。
このブロックはとっても奥が深くて、一筋縄ではいかないかもしれませんが、
あなたがこのブログを読んでくださっているということは、あなたは真剣に、ブロックを外したい、ブロックの外に出たいと思っていらっしゃると思うのですよね。
これは本当に素晴らしいですし、必ずその努力は報われるでしょう。
私は起きる前にお布団の中であれこれ考えると「あ!そうか!」と気づくことが多いです。
あとは、自然の中に行くことですかね。
あなたが好きなものに癒されながら、これから先もぜひ一緒に、あなたらしい自由な人生へ向けて一緒に歩んでいきましょう。
それでは今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
真実の向こう側、愛と平和な世界へ
瑠璃でした。