魂が抜ける瞬間、あなたは誰になる?

こんにちは、瑠璃です

今日は「魂が抜ける時~魂の戻し方~」についてお話します。

あなたは自分の魂についてどれくらい考えたことがありますか?
あなたはずっと自分の魂と一緒にいる、、と思われるかもしれませんが、実は違います。

実は魂は、あるきっかけを境にあなたの中から抜け出し、あなたは魂無しで過ごしているかもしれません。

強烈な不安や心配を感じる、自分に自信が持てない、やる気がでない。
そんな時は魂が抜けているサインかもしれません。

魂を持つ人であっても、ショックな出来事や感情の変化により、魂が抜けることがあるのです。

今日のブログを見ることで、魂というエネルギー体がいかに私たちの感情や思考、健康に影響を及ぼすかが分かるでしょう。
あなたが自分の魂、つまりハイヤーセルフとどのようにして深く結びつきを保っていくかについてもお話しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

沖縄では昔から、魂が抜けることを「マブヤーが抜ける」「マブヤーが落ちる」といいます。
「マブヤー」とは魂のことで、それらが抜けることを意味する「マブヤーが抜ける」という言葉を、沖縄では日常生活で使っているそうです。

どんな時に魂が抜けるのか? ですが、

  • 怪我をしたとき、危ない目にあった時
  • 驚いた時、ショックな出来事があった時
  • ご先祖様を大切にしなかった時
  • 子供が悪さをしたとき

などと言われています。

魂が抜けると、

  • ぼーっとした状態になってしまったり
  • 落ち着かなくなってしまったり、
  • 健康状態が悪くなってしまったり、
  • 最悪の場合、原因不明の病に陥ってしまうこともあるそうです

 

実はこの話、本当の話なのです。
というのは、私がこの話を知ったのは最近になってからですが、私個人の体験として、何度も魂が抜けたり、戻ってきたり、それだけではなく入れ替わったりしているのを経験しています。

これはエネルギーの変化にも明確に表われます。
オーラが変化し、魂のエネルギーも変化します。
これは私だけではなく、私の先生に当たる人も確認してくれています。

このように、沖縄に古くから伝わる魂についての言い伝えは、私が体験したことと非常に共通項が多く、

ここからは私自身の経験を元に、

  • 魂が抜けた時に何が起こるのか
  • 魂が抜ける原因
  • そして魂の戻し方

についてお話していきます。

 

魂が抜けた時に起こること

魂が抜けたか、または抜けているかどのようにして分かるのですか? と疑問を持つ方もいるでしょう。

私が何度も魂が抜ける経験をした中で感じた、魂の抜けた時のサインをご紹介しましょう。

まず、魂が抜けると、どうしようもない不安に襲われます。
これは、居ても立っても居られないような不安感で、勝手に手が震えてきて、しどろもどろになってしまうような感覚です。

この不安は、何か理由があって不安ということとは明確に異なり、特に理由はないけれどもとにかく理由もなく不安を感じるといった類の不安です。

そして、一瞬にして自信が失われていきます。
これまで積み上げてきたこと、これまで普通にやっていたことに対して自信が持てなくなり、「私これでいいのかな?」「これで大丈夫かな?」と突然不安に襲われるようになります。

まるで、どこを目指して歩いているか分からない夢遊病のような状態で、「心ここにあらず」の状態です。
やる気も、活力もなく、感動や躍動感も感じられなくなってしまいます。

ただ、淡々と目の前の現実を消化試合的に生きているようなかんじで、個人的にはうつ病のような感覚に似ていると感じています。
色とりどりの世界が、まるで突然白黒になってしまったような感覚です。

感覚や感情が失われ、何事も心から楽しめなくなってしまうのです。

そうして、自分がこれまで持っていた情熱も、ビジョンも失われ、自分が何のために生きているか、どこへ向かっているかも分からなくなってしまいます。

ひどい場合には、人間性そのものが崩れ去り、まるで別人になってしまったかのように感じられることもあります。

この状態を最も適切に表す言葉をひとつ選ぶとしたら「茫然自失」でしょう。
「自分を失う」と書きますが、ここでいう「自分」とは「魂」のことではないかと思うほど、魂が抜けた時の状態をよく表しています。

魂が失われてしまい、ぽかーんと口を空けて、ただその場に立ち尽くしているような状態。
魂が抜けると、まさにこのような状態になります。

なぜ魂が抜けるのか?

魂が抜ける最も一般的な理由は「ショックやトラウマを経験したことによるもの」です。

人がショックやトラウマで茫然自失な状態に陥り、その場で固まって一歩も動けなくなるような状態の時、魂が抜けてしまいます。

シャーマンは、この魂が抜けた時の状態を「SOULLESS」といい、
あまりにも衝撃的な出来事を経験した時、魂と肉体が切り離される「SOULLESS」の状態になるといいます。

全く予想していなかった出来事や、耐えがたいほどのショックな出来事に直面した時、
自分が切り刻まれバラバラになるような感覚を経験された方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、身近な人の死、信頼していた人からの裏切り、事故やトラブル、いじめや虐待など。

その出来事の裏では、まさにあなたが感じているように、魂と肉体とが切り離され、バラバラになり、分離してしまうのです。

このようにトラウマによって魂が分離してしまうわけですが、これは決して望ましいこととは言えません。

なぜなら、あなたの一部が欠落し、欠けている状態になってしまうからです。

私は、魂が抜ける経験を通じて経験した最も大きな学びは、「私の想いやビジョンは魂から来ていたものだった」と知ったことでした。

魂が私の中から出て行った時、私はそれまで感じていた熱い想い、情熱、ビジョンを失ったのです。

私の魂は、「何かを成したい」「実業で身を立てたい」と一心に願っている魂でした。

ところが、私の魂が出ていった瞬間、私は何かを成すことに全く何も情熱を感じなくなってしまったのです。

そうして、次にそれまで私の周りで教えてくれていたガイドさんの魂が代わりに私の中に入りました。
私は魂の入れ替わりを経験したのです。

その途端に、私は「教会を建てたい」「孤児の子供たちを世話をしたい」と言い出したのです。

それまでの私を知っていた人たちからも驚かれましたが、これに一番驚いたのは私自身です。

ガイドさんはキリスト教系の教会で働いていた地球での転生の歴史を持っているため、
その影響で、私はそれまで全く興味のなかったキリスト教にどっぷりと浸かることになりました。

あなたが自分の一部として認識しているものには、かなりの部分で魂のエネルギーが含まれています。

したがって、魂と分離した時、あなたは、これまでのビジョンややる気を失い、自信を喪失し、自分が空っぽになってしまった感覚にとらわれるのです。

 

魂が抜けるその他のタイミング

ショックやトラウマによって魂が抜けるとお伝えしましたが、
私がガイドさんに教えてもらったことを含めて、他にも魂が抜けてしまう場合を3つご紹介しましょう。

魂が抜けるタイミングには、いくつかパターンがあります。

  • 激しい怒りや、憤りに囚われ、相手を攻撃したり自分を責めたりした場合
  • 物質的な欲望に囚われ、物質次元に心を奪われた場合
  • 人が沢山いる場所へ出向いた場合など、大勢の人のエネルギーに触れた場合

それではこれからひとつずつ解説していきます。

 

激しい怒りや、憤りに囚われ、相手を攻撃したり自分を責めたりした場合

あなたが激しい感情的な起伏を経験しているとき、あなたの波動は大きく乱れます。
特にそれがネガティブなものである場合、あなたの波動が乱れることで、魂の波動とは合わなくなってしまいます。

魂は、物質的なものよりもはるかに高い波動を持っており、それがあなたと結びつくには、ある程度の親和性を必要とします。

ところが、激しい怒りや憤りに囚われている場合や、他人だけではなく自分を責めたり、腹を立てている場合には、
重たい振動に囚われ、魂と波長が合いづらくなってしまうのです。

私は、ひどく腹を立てたり、自分を守るために相手を責めたりしたときに、魂が無くなってしまったという経験があります。

ちなみに魂が無くなってしまったら、もう戻ってこないわけではありません。
このあと、魂と再びつながるために何をするべきかというお話もしますので、ひとまず続きに戻りますね。

 

物質的な欲望に囚われ、物質次元に心を奪われた場合

これは、例えばデパートに行って、色とりどりの商品にあれこれ目移りしている場合に該当します。

え、そんなことで?と思われるかもしれませんが、あまりに物質的な世界に心を奪われると、
魂のエネルギーと乖離してしまい、魂が肉体の中にいられなくなってしまいます。

魂は物質よりもはるかに軽い、形のない世界の存在です。
当然、物質ではありません。

彼らは、私たちの望みは、物質世界の中にはないことを知っています。
物質世界にとらわれすぎることで、スピリットへの道を失うことを知っているのです。

私は、田園風景に囲まれた自然の中に住んでいるのですが、たまに都会に出ることがあるのですね。
実はもともとは大都会出身なのですが、ある時自然が妙に恋しくなり、自然に囲まれた環境へ移住しました。

都会では田舎にはないデパートで沢山の品物が売っていますし、
バラエティーに富んだ商品を見て、あれも欲しい、これも欲しい、となってしまうのですね。

そういった時は、たいてい魂が抜けてしまいます。

とはいっても、自分で気づきますし、1日~2日で戻るのですが、
私は普段、デパートやショッピングとは無縁の生活を送っているので、魂にとってはあまりにギャップが大きいのでしょう。

もしかしたら、これはガイドさんの警告の意味合いもあるかもしれません。
チャネリングのような形で、ガイドが私に「こういうことをしたら、いけませんよ」というのを魂が抜けるという経験を通じて教えてくれている要素も含まれていると思うからです。

ですから私個人的な経験も含まれていることをご認識いただければと思います。

 

人が沢山いる場所へ出向いた場合など、大勢の人のエネルギーに触れた場合

人ごみの中に行くと疲れる、という感覚をお持ちの方はいらっしゃると思います。
普段あまり人と交わることのない人が、人ごみの中にいくと、大きなエネルギーを受けたり、エネルギーが攪乱されたりします。

というのは、人は必ずエネルギーを発しており、それが強い人も、影響を与えやすい人もいるからです。

人ごみの中にいくと、特にテイカーが多い場所では、それらのエネルギーに影響されて、魂が抜けてしまう場合があります。

これは先ほども例としてお話しましたが、私が都会に行くときに魂が抜けてしまうのも、
この人ごみの中でエネルギー的な影響を受けるということもあるでしょう。

あとは、誰と一緒にいるかによっても異なってきます。

以前、こちらの動画でもお話しましたが、※画面にサムネ出す
無意識のうちにエネルギーを取ろうとしてくる人(別名エネルギーバンパイアともいいます)の近くにいると、
それらのエネルギーに影響されて、魂が抜けてしまうこともあります。

私は、こんな時、自分が何をしているのか、自分が誰だか分からなくなり、まさに茫然自失状態で、
ほぼ自動的にウォーキングデッドのように森に向かって歩き出してしまいます、、(笑)

とにかく一刻も早く自然でエネルギーをチャージせねば、という防衛反応ですね。

特に近くにいるとエネルギーが抜けやすいのは、物質世界にどっぷりと浸かった人々や欲にまみれている人々でしょう。
それらは魂の波動とは親和性が低いため、魂の方が自分の身を守るために、肉体から抜け出てしまうという考え方もあります。

こういったことを含めて分かるのは、あなたがいつもと違うと感じているとき、
げっそりと疲れたと感じているとき、自分らしさを感じられていないとき、
もしかしたら魂が抜けている状態かもしれないということです。

 

トラウマによる魂の家出状態

今日は、魂が抜けてしまう最も大きな原因は、トラウマであるとお話しました。

私が魂が抜けた時の「不安」や「自信喪失」の感覚を体感してみて分かったことがあります。
それは、その時の感覚は新しいものではありませんでした。

身に覚えのある感覚だったのです。

思い返してみれば、私が慢性的な体調不良に陥っていた時期、自信を失っていた時期、不安と戦っていた時期、
仕事のプレッシャーで不安になっていた時期、その時に感じていた強烈な不安と自信喪失の感覚と重なることに気づいたのです。

そう、今思い返してみれば、私はあのとき魂が抜けていたのです。

当時のことを思い返すと、周りの友達が楽しそうに遊んでいるのに、
自分だけ強烈な不安や心配で押しつぶされそうだった記憶が蘇ってきます。

そして、その頃から体調不良が悪化し、慢性的な不調で苦しむようになりました。

今から振り返れば、私は魂無しでよくぞ頑張っていたのだなと思うのです。

魂と切り離されると、あなたが本当にしたいこと、あなたの本当に感じていることから切り離されてしまいます。

人生のある時点では、自分らしさを捨て、社会に順応し、周りと合わせなければいけない場面もあるでしょう。

でも、それは魂を失うことと引き換えであることを認識しなければなりません。
あなたが辛かったその瞬間は、魂と切り離されていた瞬間かもしれないのです。

 

魂を戻すためにすべきこと

魂が抜けてしまった時、沖縄では魂を落とした場所、例えば怪我をした場所などに行って、
「魂よ戻っておいで」、沖縄の方言で「マブヤーマブヤー ウーテクーヨー」というそうです。

そして手で魂を救う動作をして、魂を体に戻します。

深刻な場合には、沖縄の霊媒師であるユタにお願いすることもあるそうです。

もちろん、これでも良いですが、私の提唱する方法はこうです。

それは、魂が戻ってくるにふさわしい自分になることです。

ふさわしい自分になるとは、肩ひじ張って自分以外のものになることではありません。

トラウマやショックな出来事で打ちひしがれていたら、自分を癒しましょう。
自分の傷が癒えるように、自分で自分を癒すのです。

自分を癒す以上に大切なことはありません。
十分に時間を取り、自分に寄り添い、自分にとってプラスになることなら何でもしてあげましょう。

このように自分を癒し、あなたの波動が整うと同時に、魂は戻ってきてくれます。

もし、あなたが自分の執着や自分勝手な行動に気づいたら、それを正しましょう。
あなたが、他の人を顧みない行動や、自己防衛的な行動から遠ざかれば、あなたの中がきれいになり、自然と魂が戻ってくるでしょう。

私のところにいらっしゃる方は、ヒーリングや講座を受けると決まって「軽くなりました」「楽になりました」と言われます。

そして、何より大切なのは、あなたのバラバラになってしまった断片をあなたのものだと認め、もう一度ひとつにすることです。

あなたは何らかの出来事や環境の変化で、バラバラになってしまったかもしれません。
でも、もう一度ひとつに戻ることができます。

それが本来のあなたの姿です。
魂を戻すとは、本来のあなたへと戻っていくこと。

ぜひ、あなた自身を癒し、あなた自身を感じるところから初めてみてくださいね。

ということで今日は「魂が抜ける時~魂の戻し方~」についてお話しました。

私が感情的な起伏や人ごみの中に行ったときは大抵、1日~2日で魂が戻ってきますが、
やはり魂が抜けている時は、気持ちがいいものではないですし、いつもの自分ではないので早く戻りたいと思うものです。

戻るきっかけは、ガイドさんの言う事をよく聞いて、それらを自分の中に溶け込ませることだったりします。
というのは、今私の中に入っているのはガイドさんの魂だから、ですね。

つまり、これをあなたの場合で言い換えれば、ハイヤーセルフと会話し、
ハイヤーセルフの望みを、肉体としてのあなたが聞き入れるということになります。

あなたの魂の望みを、あなたが理解し、魂が望むようにあなたが変わっていけば、
あなたと魂は再び一体となることができるのです。

このブログを見ていただいて、感想や気づいたことがありましたら、ぜひアウトプットしてみてくださいね。アウトプットすることで変容が加速していきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

真実の向こう側、愛と本当の自分の世界へ
瑠璃でした