魂のある人が世界にもたらす光と影――あなたはその一人かもしれない

こんにちは、瑠璃です
今日は「魂のある人 魂の無い人」というテーマでお届けします。
「私たちは、みんなひとつ、、、」
スピリチュアルでは代々そのように説いてきました。
ところが世界は分裂し、平和は直近の戦争によって破られ、世界は混沌とした様相を呈しています。そもそも、私たちはみんな同じという前提が間違っていたらどうでしょうか?
実際には、この世の中には2種類の人間がいます。
それが、魂のある人と、魂の無い人です。
今日は、私たちがなぜ分かり合えないのか、なぜ理解しあうことができないのかという疑問について。なぜスピリチュアルを理解できる人とできない人がいるのかという疑問について。なぜあなたが他の人と違うと感じるかについて、知られざる驚きの理由をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
人間とは何なのか
私たちは、みんな同じように見えますが、そうではありません。
エネルギー的にみると、その違いが徐々に明らかになっていくのです。
私はヒーラーとして活動し始めて間もなく、下位のチャクラしかない人がいることに気づきました。
私の思い違いかなと思い、何度も検証してみましたが、結果は同じでした。
そして検証の結果を突き合わせていくと、明らかに2種類の人間がいるということが浮かび上がってきました。
さらに、探求を進めていくうちに様々なことが分かってきたのです。
まず人間とは何かについて整理をしておきましょう
人間の自己意識は肉体側にあります。
たとえば、つねられると痛いですよね。
叩かれれば痛いと感じるでしょう。
痛いと感じる主体、これが「自分」です。
つまり、「自分」という意識は魂側ではなく、肉体側にあります。
そして肉体は魂から見ればただの「空の容器」に過ぎません。
人間は、空の箱です。
これに、例外はありません。
魂のある人も、魂の無い人も同じです。
もともと肉体は、スピリットが出入りして肉体感覚を楽しむために作られました。
肉体はいわば、超高性能な意識と感覚を備えたAIのようなものです。
こちらが指示を出さなくても、それ自体としても考えたり、判断したり、行動できる機械です。
スピリットは、肉体から自由に出たり入ったりすることができます。
そのような容器が肉体なのです。
さて、ここから話が一歩進みます
全員が空の容器です。
この中に、中身が入っている人と入っていない人がいます。
中身とは、魂です。
私は自分の魂が肉体から解放された経験をして、分かったことがあります。
ある日、私の気づきに導かれるように、私の中に入っていた魂が私の中から出て、宇宙に解放されていったのです。
そして、私は空っぽの容器になりました。
それから最も驚いたことのひとつは、私と魂の意識は、同一の意識ではなかったということです。
私の意識は依然として肉体側にありました。
魂が出て行っても、私の意識が半分になるわけでも、分離したような感じになるわけでもありませんでした。
あなたが「私」と呼ぶ意識は、この容器に紐づいています。
私の中から魂が出て行ったときも、私の意識は昨日と変わらず存在したように、肉体がある以上、「私」という意識は存在します。
さらに驚くべきことに
その後すぐに、ガイドのうちの一人の魂が私の肉体の中に入りました。
ガイドは中世のヨーロッパで宗教家として活動しており、それまでガイドと私は、全く何も関係がありませんでした。
つまり赤の他人です。
そのような赤の他人の魂が自分の中に入ったことによって、私という肉体側の意識と、私の中にある魂の意識は全く別の意識であるということに気づきました。
したがってあなたが「私の過去生は」というとき、正しくはあなたの中に入っている魂の過去生であり、今のあなたの過去生ではないということです。
今のあなたの意識は、あなたが肉体に宿る少し前に生まれたのですから。
スピリット、魂は、個人化された意識であり肉体が滅びても、輪廻転生により永遠に自己であり続けます。そして輪廻転生した魂は新しい肉体に宿り、前世から引き継いだ魂の才能、素質、能力などが新しい転生に影響を与えます。
ちょっとこの話は長くなってしまうので今日は割愛させていただきますが、とにかく、人間という空の容器の中には、地球上、または宇宙の別の惑星で想像できないほどの長い時間を過ごしてきた魂が入っていて、地球上には、その魂を持ち運んでいる人と、持ち運んでいない人がいるということです。
それでは、魂を持ち運んでいる人と、持ち運んでいない人の特徴を見て行きましょう。
その前に、あらかじめお断りしておきますが、どちらが優れているとか優れていないというわけでは全くありません。
ここでは2種類の人間がいるという事実と、それぞれの特徴をお話しているだけであり、その点だけくれぐれも誤解しないようにお願いします。
魂を持ち運んでいない人
私はこの人をシンプルな人と呼びたいと思います。
彼らは、五感を超えた世界、つまり高次の精神やスピリチュアルな世界に関心がありません。
その理由は、魂、スピリットを持っていないため、その領域における高次の精神やスピリチュアルと親和性がないからです。
したがって、そういった話を聞いても、理解できないばかりか、興味をもつことすらないでしょう。
特徴としては、物質主義的、群れで行動する傾向、世俗的、五感を超えた理解に欠けているなどが挙げられます。
肉体的な欲求が強く、動物同様、弱肉強食の世界「勝つか負けるか」のパラダイムに支配されている場合が多いのが特徴です。
精神が未熟であれば、特にそうでしょう。
というのは、肉体のプログラムの基盤である遺伝や環境などに非常に大きく左右されるからです。
自然界では、強いものが生き残る、いわゆる弱肉強食の世界ですよね。
当然ながら、人間にも同じようなプログラムが備わっており、その要素が現れる割合が高い傾向にあります。
また、彼らは非常にうまく社会に馴染み、知性も高く、頭脳も明晰で優秀な人も多いです。
一見、とてもスピリチュアルに見える人もいるでしょう。
ただし、何かが欠けているのです。
それは、高次のセンターを有していないから当たり前といえば当たり前といえます。
彼らはしばしば自己中心的で、自己犠牲や共感力に欠けていることもあります。
でも、それは彼らが悪いのでも、努力が足りないのでもありません。
ただ「そのような配線になっていない」だけなのです。
社会的に大きく成功する人が多いのも特徴です。
彼らは魂と人格の間の葛藤がないため、自己の欲求に忠実に行動することができるゆえ、
しばしば大きな成果を出し、物質的な大きな成功を収めます。
彼らは物質世界の中で非常にうまくやることが得意なのです。
魂を持ち運んでいる人
魂を持ち運んでいる人は、しばしば物質世界が窮屈に感じられ、
本来自分のいるべき場所ではないという疎外感を感じることが多いでしょう。
その違和感に突き動かされ、自分が何者なのかを知ろうとします。
それは、あなたの中の魂のエネルギーが、あなたの人格に影響を与えるからです。
しばしば、自分が人と違っていることに悩みがちです。
大きな苦労や困難を経験する人も多いでしょう。
また、精神世界やスピリチュアルへの興味関心が高く、知的好奇心も旺盛でしょう。
直感力が豊かで、たびたびシンクロニシティを経験することもあります。
彼らが目覚めはじめると、たとえ物質的には何の成功ももたらさなくても、
霊的な実践をすることに価値を置きます。
共感、同情、許し、祈りなどに興味を持ち、崇高な目的のために邁進するでしょう。
そして、精神的な探求によって、高次のチャクラを開き、より高次の精神と繋がることができるのです。
なぜ2種類の人間がいるのか?
例えば、ガンジーとヒトラーを考えてみましょう。
彼らは姿かたちは同じ人間ですが、性質や行動は明らかに異なるように見えます。
実は、2種類の人間について発見したのは、私が初めてではありません。
歴史を紐解くと、過去にも同様の記述が見られます。
例えば、ボリス・ムラヴィエフの「グノーシス」三部作です。
ボリス・ムラヴィエフが伝えた「グノーシス」によれば、世の中には、アダム以降の人間とアダム以前の人間の二種類の人間が存在するといいます。
アダム以降の人間は魂を持ち、アダム以前の人間は魂を持ちません。
前者だけが霊的に進化し、下位のセンターを上位のセンターと融合させることによって、自己のセンターの中心を構築する固有の能力を持っています。
後者には高次センターが開発される可能性はなく、より高次の知識、認識、愛や思いやりの領域へアクセスすることができません。
アダム以前の人間は下位の3つのチャクラのみを持ち、上位のチャクラにはアクセスできませんが、
アダム以降の人間は上位のチャクラを活性化して橋渡しする能力を持っています。
ただし、彼らは目覚めていないため、ほとんどが下位のチャクラのみで生きています。
世界を見渡せば、魂を持ち運んでいない人をオーガニックポータルと呼ぶ人もいます。
世界中で、気づいている人は、気づきはじめています。
チャクラの特徴
魂を持ち運んでいる人と、持ち運んでいない人ではエネルギー状態も大きく異なります。
特に異なるのがチャクラです。
チャクラは人体には7個あるとされ、意識体としてのチャクラは、
下の3つのチャクラ(第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラ)と、
中央のハートチャクラ(第四チャクラ)、
上の3つのチャクラ(第五チャクラ、第六チャクラ、第七チャクラ)、
の大きく3つに区分されます。
これはそれぞれ、
下の3つのチャクラ(第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラ)⇒下位のセンター、
上の3つのチャクラ(第五チャクラ、第六チャクラ、第七チャクラ)⇒上位のセンター、
中央のハートチャクラ(第四チャクラ)⇒下位のセンターと上位のセンターの中継点、
に対応しています。
さらにこれは、
下の3つ(第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラ)⇒肉体・人格の領域、
上の3つ(第五チャクラ、第六チャクラ、第七チャクラ)⇒魂の領域、
中央のハートチャクラ(第四チャクラ)⇒肉体・人格の領域と魂の領域を繋ぐ中継点、
と対応しています。
つまり、理論上では、魂を持ち運んでいない人は、
下の3つのチャクラ(第一チャクラ、第二チャクラ、第三チャクラ)⇒肉体・人格の領域、
のみで生きていることになります。
そして、事実そうなのです。
魂を持ち運んでいない人は、意識レベルにおける上の4つのチャクラを持ち合わせていません。
一方の魂を持ち運んでいる人も、ほとんどが下の3つの意識レベルで生きていますが、
修行や鍛錬によって上の3つのチャクラを開くことのできる可能性があるのです。
ちなみに、ここでお伝えしているのは意識レベルのチャクラです。
肉体レベルのチャクラは全員7つ持っていますので、それとは別次元のチャクラと考えてください。
魂を持ち運んでいる人が受ける傷
私がクライアントさんを見ていて気づいたことがあります。
魂を持ち運んでいる人、つまり高い精神性を有している人は、逆境や苦境を経験し、人から攻撃されたり、支配されることで深い心の傷を負うことがあります。
これには、魂を持ち運んでいない人が関係している場合があります。
魂を持ち運んでいない人は、魂を持ち運んでいる人を支配しコントロールしたり、傷つけることで、魂が目覚めないように、この三次元世界に閉じ込めようとする役割を担っている場合があります。
当然、彼らは家族の中に混じっていることもあり、家族の中で特に支配し、コントロールしてきた人が、実は魂を持ち運んでいない人だった場合が多く見受けられます。
私は祖母がこのタイプだったのですが、私は小さい頃から支配され思い通りにさせられて、自分の価値観を押し付けてくるので、とても苦しい思いをしました。
また、私の母も祖母からひどい扱いを受け、人生全体が狂わされてしまいました。
このように、魂を持ち運んでいる人にとって、大きなダメージとなる場合もあります。
ある意味、これが彼らの「役割」なのです。
でも、私がここでお伝えしたいのは、魂を持ち運んでいない人の全員がこのような役割を担っているわけでは決してないということです。
優しく平穏な方、明るく陽気な方、穏やかに人生を謳歌している方も沢山います。
ただ、あなたが人生における苦しい思いをしている場合に、こういった人もいることを心に止めておきましょう。
魂を持ち運んでいる人の使命
魂という存在を宿している人の使命は、魂を囚われから解放し、本来の居場所へと返すことです。
あなたが持ち運んでいる魂の故郷は、地球ではありません。
その魂は地球とは別の惑星からやってきて、監獄である地球という惑星に閉じ込められてしまいました。
地球は、近隣の星から体制に反する者、惑星の支配を脅かす者たちを連れ去り、閉じ込めるために使用されています。
この中には、善良な者たち、芸術家たちもいます。
本物の犯罪者も混じっています。
レムリア時代には、故郷の惑星の支配から抜け出し、地球にユートピアを築こうとしてやってきた者たちもいました。
魂は肉体という牢獄の中に閉じ込められ、自己はスピリットであるという認識を失い、記憶を消去されています。
それは支配者にとって、本当の姿を思い出してもらっては都合が悪かったからです。
あなたと、魂は別の存在です。
あなたという意識は、この世に誕生する直前に肉体と共に生まれた人格です。
ただ、あなたの中には、別の惑星からやってきた魂があります。
あなたの使命は、あなたが宿している魂を肉体から解放し、本来の居場所に返してあげることです。
あなたの魂は、スターシードであると言えるでしょう。
あなたが覚醒の道を歩み始めれば、魂が本来の力を取り戻し、彼らが本当の居場所に戻るために尽力することができるのです。
魂を持ち運んでいない人の使命
あなたは、地球という環境で楽しむために生まれました。
生を謳歌し、物質世界を存分に楽しむために生まれてきた人だということができます。
あなたの故郷は、地球です。
あなたの使命は、今世で身に付けた苦しみや悲しみなどのネガティブな感情などのパターンを手放し、本来の生命力を取り戻し、生き生きと自己を表現し、物質世界を謳歌していくことです。
そして、動物にはない人間ならではの精神性を育み、弱肉強食の世界から人々が協力し、お互いを慈しみあえる社会という文化を作ることに貢献できれば、これ以上素晴らしいことはありません。
また、魂の器として自己を捧げることもできます。
私がガイドの魂の器となったように、高次の魂を呼び込み、彼らが物質世界で活動するインターフェースとなることもできるでしょう。
実際のところ
両者の違いを今日はご紹介しましたが、実際のところ、本来はスピリットとの繋がりを持つ人であっても、現在は眠りについているため、魂を持ち運んでいない人同様の状態になっていることがほとんどです。
ですが、彼らは何らかの出来事がきっかけになり、高次のセンターを開き、スピリットとしてのエネルギーを開花させる可能性を秘めているのです。
私は、これに気づいたとき、長年の疑問が氷解していきました。
私は、なぜ自分が小さい頃から人と分かり合えないのか、不思議に思っていました。
私は地球環境問題を解決したいと、小学生の頃から強く思っていました。
どうして、自然環境を破壊し、将来の子供たちの美しい環境を切り売りすることができるのか、全く理解することができませんでした。
そして、物質世界における人が夢中になっているものに、価値を見出せなくなっていったのです。
それからというもの、自分が普段考えていることがおかしなことのように思えてきました。
周りの友達は、物質社会を謳歌しているようにみえます。
私は、いったい何が楽しいのだろうと、表向きは大人しい子を演じながら、内面では解せないものを抱えていました。
でも、大人になってから、理解しあえる数人の友人と出逢うことができました。
彼らはみな、魂を持ち運んでいる人たちでした。
そしてこの話をすると、「やっぱりそうだったのね」「やっと腑に落ちたわ」「私もずっとそのことで悩んでいたの」と口にしました。
違いを理解することによって、余計なことで悩まずに済みます。
自分の使命を理解することにも役立ちます。
他の人のことが理解できるので、無駄に怒ったり腹を立てたりせず、人に優しくすることができます。
どちらが優れているとか、優れていないというわけでは全くありません。
ここでは2種類の人間がいるという事実と、それぞれの特徴をお話しているだけであり、その点だけくれぐれも誤解しないようにお願いします。
今日のお話を聞いていただいて、反対意見をお持ちの方も、しっくりこないと感じた方もいるでしょう。
それはそれでよいのです。
私は普段から「あなたにとっての真実は、あなたにとっての真実です」とお伝えしています。
あなたが何を真実だと思うかは、完全にあなたの手にゆだねられています。
ですから、あなたの真実はあなたが決めてください。
しかしながら、しばしば、真実は目に見えない所に隠されてしまっています。
それに気づいた人から、救われることができるのです。
それでは、今日も最後までお読みいただきましてありがとうございました。
真実の向こう側、愛と平和な世界へ
瑠璃でした