ヒーリングの真髄とは?「受け入れる」ことで宇宙とつながる方法

こんにちは、瑠璃です。
今日は「受け入れる」という生き方についてお伝えします。

あなたは、これからの生き方がどう変わっていくのかについて興味はありませんか?
肉体の世界から魂の世界、そしてスピリットの世界へと、私たちの意識レベルが上昇していくにつれ、そういった人の割合が増えていくことで、これからの世界は確実に変化していくでしょう。

今日は以下の4つのテーマについてお話します。

・新しい時代の新しい生き方
・分離から統合へ
・準備ができたものから与えられる
・今を生きる

今日のお話を聞くことで、あなたはもっと自己の魂とつながり、欲しいものを世界にもたらすことができるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

分離の世界から統合の世界へ


分離から、統合へ、
今、癒しの道にいる方は、この流れの中にいることを明確に体感できるでしょう。

私たちはこれまで、世界をさまざまに切り分け、分断し、断片的な見方で捉えてきました。

・内側と外側
・男性性と女性性
・三次元的な世界とスピリチュアルな世界
・肉体と魂
・科学と宗教
・この世とあの世
・成功と失敗

しかし、このような分断されたものの見方では、限定的な解釈しか生まれず、限界があることは明らかです。

悟りとは、これらの分断された世界という幻想を見破り、それを通り抜け、その先にある根源的な世界へと戻っていくこと。
つまり、これらを統合し、含有し、より高い世界に向かって心を開いていくことを意味します。

これまで私たちは、外側の世界――三次元世界で何かを達成したり、得るために、外側の何かを必死で追い求め、追いかけてきました。
それは、人から評価されることかもしれないし、他人からの承認や、最先端の流行かもしれません。
仕事での成果を追い求めてきた方もいるでしょう。

これは、「外側の世界」と「内側の世界」が別であるという理解に基づいています。
この考えでは、内側で何が起こっているかは、外側には影響しないことになります。

あなたの内側が涙で濡れていたとしても、外で雨が降っているのとは別の話――。
しかし、本当はこれらは別ではなく、同じ物事の二つの側面にすぎません。

実際のところ、すべてはつながっています。
外側の世界は、あなたの内面を映し出したものにすぎないのです。

このことに気づいたとき、私たちは外側ばかりに目を向けることをやめ、自分の内側に何があるのかを知ろうとします。
そうして、どちらか一方を犠牲にすることなく、どちらか一方を選択することもやめます。

「両方を生かす」という考え方へとシフトしていくのです。

これこそが、身体・心・魂・スピリットというすべての領域において自己を認識し、それらをひとつへと統合していく流れ。
つまり、アセンションへの道なのです。

統合への道を歩むために


確かに、これは言葉で言うほど簡単なことではないかもしれません。

肉体の欲求と魂の欲求を統合することは、不可能に思えるかもしれません。
成功と失敗を同じものだと、本当に理解できる人も少ないでしょう。

ですが――。

外側の世界を力で変えようとするのではなく、まず自分の内側を見て、そこに何があるかを知ること。
そして、もっと世界を知りたいのであれば、自分自身の意識をさらに発達させ、拡大させること。

これこそが、これからの時代の生き方となるでしょう。

今日は、こういったアセンションへの生き方をさらに推進していくためのポイントを三つ解説していきますね。

①  自分自身を拡大する


おそらく、あなたは「もっとこうなりたい」「これが欲しい」「こういった体験がしたい」という望みをお持ちでしょう。
それらをあなたの人生にもたらす方法は、これまでのように世界と対抗し、世界を無理やり変えようとする努力ではなくなってきます。

これからの方法は、「自分自身を拡大すること」です。

宇宙には、あなたが望むすべてがあります。
問題は、あなたがそれを受け取る準備ができているかどうかです。

あなたの望みを人生にもたらすのは、簡単です。
私たちが自分を外へ向かって拡大していけばいくだけ、私たちが体験できることは拡大していきます。

例えば、あなたが自分を超えた存在からメッセージを受け取りたいとします。
でも、それができると思えるまでは、その体験は与えられないでしょう。
あなたが勉強し、理解を深め、「私にもできる」と思えたその時、その体験はあなたの元へとやってきます。

あなたが病気を治したいと思っているとします。
でも、それが可能であると確信できるまでは、その体験は与えられません。
いえ、確信までも必要ないかもしれません。
少なくとも、一筋の希望、可能性が見えれば、あなたはその可能性を手にしたことになります。

人は、想像できる範囲のことしか体験できないのです。

あなたの意識が決める体験


例えば、書斎があるとしますね。
その書斎には、その持ち主の本がずらっと並べられています。

・物理学の大学教授の書斎
・家具づくりの職人の書斎
・料理家の書斎
・子供を2人育てる主婦の書斎

それぞれ、全く違う本が並べられていますよね?

そのずらっと並べられた本が、あなたが外側で体験している出来事です。
そして、その本の種類、つまりあなたが体験することは、あなたの趣味や好み、関心によって決められています。

子育て中のお母さんは、大学で教えられるような物理学には、ほとんどの場合、興味がないでしょう。
そういった意味で、物理学の世界は、その方の中には「存在しない」のです。

つまり、私たちは一人一人が、自分が何を体験するか、体験しないのかを決めている、ということになります。

私たちは一瞬一瞬、自分の中の常識や自分の中のパラダイム、自分の考えによって、どんな本を並べるのかを決めています。

「私にはこれは無理」「あれは無理」「今は家族がこんな風に言うから無理」
このように頭の中で、はなから本棚に並べるのをやめてしまうと、並べられなかった本は、あなたが人生で経験することから外れてしまいます。

でも、あなたが海外に行きたいと思っているのなら、別に日本の本だけでなくても、海外の本があってもいいし、
スピリチュアルな世界を追究したいと思っているのなら、精神世界の本が並べられていてもいいでしょう。

私たちは、自分を拡大した分だけ、より多くのことを経験し、より多くを自分の人生に招き入れることができるようになります。

つまり、私たちの意識が個を超えて、宇宙全体へ拡大していったとき、最も多くを経験することができるのです。

②  質問を変える


私たちは、常に望みや目標に向かって「どのようにしたら達成できるだろうか?」「どうやったらこれを自分の人生にもたらすことができるだろうか?」と問いかけます。
しかし、ここに落とし穴があります。
結局のところ、私たちは問うことのできる質問の答えしか見つけることができません。

例えば、
「私はこの仕事を辞めるべきでしょうか?それとも続けるべきですか?」
と聞けば、「YES」か「NO」かしか返ってきませんよね。

その代わりに、以下のように聞いてみてはどうでしょう?

・「私にはどんな素晴らしいところがありますか?」
・「どうしたら私の素晴らしいところをもっと仕事で活かせるでしょうか?」
・「どうしたらもっとハイヤーセルフと協調して生きていくことができますか?」

また、

「うちの子の成績を上げるにはどうしたらよいですか?」
と聞いたら、「塾に通って…」とか「ゲームをする時間を減らして…」といった答えが返ってくるかもしれません。

しかし、
「うちの子がもっと自分らしく生き生きと生きられるにはどうしたらよいですか?」
と聞いたら、「地元のサッカーチームに入ってみたらどう?」とか、「思い切って、学校を変えてみたら?」といった答えが返ってくるかもしれません。

 

意識のレベルが変わると、質問も変わる


人間の意識の変容の段階には、大きく分けて7~9個あります。
この段階ごとに、質問の内容が変わってきます。

「私はどうしたら欲しいものを手に入れられるだろう?」

「この状況で関係者すべてにベストな選択肢は何だろうか?」
「もっとみんなが自分らしく生きるためにはどうしたらよいだろう?」
「どうしたらもっと私の使命を果たせるだろうか?」
「どうしたらもっと幸せな世界が実現できるだろう?」

もしあなたが迷ったら、今の質問の一段上をしてみようと、意識してみるといいでしょう。

・「この出来事を打開するために、最も役に立つ見方はどんな見方だろう?」
・「この出来事は、私が自分らしく生きるために、どう役立ってくれるのだろう?」
・「この出来事を乗り越えられた私は、どんなふうになっているだろう?」

質問のレベルは、意識のレベルを反映します。
そして、質問のレベルが変わっていけば、確実にあなたが体験する現実はシフトしていくのです。

③  今を生きる


この統合された生き方を選択するとき、「この現実世界をどのように生きたらよいか」「この現実世界で生きることをどのように考えたらよいか」という疑問が浮かぶでしょう。

肉体がある間、私たちはこの三次元世界から基本的に離れることはできません。
では、山の中で籠って瞑想をし続ければよいのか? もちろん、それも選択肢の一つでしょう。
しかし、今ここにいながら統合された見方へと向かっていくこともできます。

私たちは例外なく形のないスピリットですが、それが三次元世界に形となって表れたこの瞬間瞬間は、完全に他に比類のない唯一無二のものです。
今と同じ瞬間は、これまでも、これからも永遠に存在しません。
夢のような儚い現実も、それはそれでまた、美しいものです。

三次元世界は、スピリチュアルな世界からの一種の投影であり、幻想の世界です。
しかし、その幻想の世界は、まるで万華鏡の模様が二度と同じ形にならないように、今と同じ瞬間は一度として存在しないのです。

そう思ったとき、「この美しい芸術の一瞬一瞬を生きる」という選択肢が見えてきます。

例え今が苦しくても、困難に直面していても、それは変わりません。
実際、明らかな間違いの中にも美しさは存在します。
私が大きな気づきを得る時、それはたいてい苦しいときや、辛いとき、上手くいかない時、焦っている時です。

心配で、不安で、夜も眠れず、明け方までベッドの中で悶々としている時、まるで雷が光るように気づきが私の中を通り抜けます。
その感動は、すべての苦しみを超えてしまうほど、圧倒的なものです。
だから、私は恐怖や苦しみを必要以上に恐れなくなりました。

人生、順調に進んでいる時ほど、多くを学べないものです。
困難こそが、私たちをより深い理解へと導き、魂のビジョン、無限の意識へと向かわせてくれる、と気づきました。

行動することの大切さ


あまりにもスピリチュアルな世界に傾倒してしまうと、行動することが億劫になるでしょう。
「考えてばかりで行動に移せない」というご相談をよくいただきます。

その理由は、魂は「存在すること」を重視し、肉体は「行動すること」を重視するからです。
だからこそ、魂の世界へ近づけば近づくほど、行動するよりも「あり方」を重視する生き方になっていくでしょう。

でも、私はここではあえて、行動する方法をお伝えしたいと思います。
私たちの内側と外側は同じであるとお伝えしましたよね?

ならば、外側の世界から学べることもあるはずです。
あなたが行動したことによって、新たな体験を経て、自信を持つことができたり、自分の生き方に誇りを持つことができたり、また自分のやっていることに確信を持つことができます。

「行動してみるまでは怖かったけど、いざやってみたら、大丈夫でした!」
それこそが、行動の素晴らしい側面です。

例えば、私もこうやって発信するまでには、かなりの葛藤がありました。
考えているばかりでは、このようにオンラインを通じて皆さんと繋がることもできませんでした。
なぜ今あなたがこのブログを見てくださっているのかというと、それは私が記事を書いて投稿する、という「行動」をしたからです。

私たちには、行動することからしか学べないことがあります。
そうして行動から得た気づきや自信を「自分らしさ」へ統合していけばいいのです。

もっと楽に生きる


自分の内側を見つめ、自分らしい生き方へとシフトしていくと、これまでのような努力が必要なくなるでしょう。
もっと楽に生きられるようになってきます。

ただし、努力がいらないというわけではありません。
私は個人的に努力することが好きですし、努力すれば確実に得られるものがあることを知っています。
だからこそ、努力こそ最短距離だと思っています。

でも、問題なのは「努力の方向性」です。

ミュージシャンになりたいのに、東大に行こうと勉強するのは果たして有効でしょうか?
身長150センチで、NBAのバスケットボール選手になろうとする努力は適切でしょうか?

やはり、根底には「魂の方向性」があるのです。
それはどうあがいても逆らえない、自分自身の方向性です。
それは魂がずっとやってきたものであり、その要素はあなたの中にも脈々と流れています。

ある女性は、過去生でずっとナースをやってきて、今世でもナースをしていました。
人を助けることが好きなのです。
それはその人が自分を表現するために最も適した職業ともいえるし、ライフワークともいえるでしょう。

裏を返せば、あなたが自分を表現できるものであれば、どんな職業でも、どんな役割でも、何をやっていてもいいのです。

お花を植えて育てることが、あなたが最も自分を表現できることならば、これ以上素晴らしいことはありません。
お料理をすることが最も自分を表現できることであれば、ぜひやってください。
見えない世界と繋がり、そこで得た情報を伝えて相手の人生を良くすることにやりがいを感じるのであれば、それも素晴らしいことです。

魂は、何千年も何万年も同じことをずっと行ってきた傾向があります。
もちろん魂それぞれですが、違う肉体に入っても、ずっとナースをやっていたり、ずっと音楽を演奏していたりします。

だとするならば、それが自己を表現する最も馴染んだ方法ということになりますね。
魂がこれまでやってきたことをすることが、最も自分らしくいられる王道である、ということです。

信じられる世界を広げる


先ほど、あなたが受け入れた分だけ、あなたの世界には欲しいものがもたらされるとお伝えしましたが、そんなときにぜひ活用していただきたいのが「情報」です。
あなたの好きな情報に触れ続けることで、受け入れる世界が広がるのです。

私も、マスターしたい分野があると、ひたすらそれに関する本、動画、音声などを読んだり聞いたりし続けます。
例えば、私は大人になってから解剖学を学んだのですが、最初はちんぷんかんぷんで、用語すら頭に入ってこないし、全部が外国語みたいでさっぱり分からないのですね。
でも、ひたすら情報に触れ続けると、「あれ?これって私でもできるかも?」という感覚になり、今ではそれらは私のヒーリングには欠かせない知識になっています。

スピリチュアルの世界も同じです。
私はもともと「見えた」「聞こえた」というタイプではありませんでしたから、大人になってから、こういった能力を開発していきました。
最初は「私になんてできるはずないじゃない」から、「あれ?もしかして?」「なるほど、そういう理屈なら私もできるかも…?」の繰り返しでした。

その頃には、「繋がる感覚」「情報を読む感覚」がはっきりと分かるようになっていました。
そのようにして、自分が信じられる世界を広げていきました。
そして、その分だけ、目の前には私の体験したい世界が広がっていくような感覚になったのです。

内側が外側を創る


先ほどもお伝えしたように、あなたの中のできごとが、現実であなたが何を体験するのかを決めています。
あなたが「あれ?もしかしたら私にもできるかも?」「可能性あるかも?」と思った瞬間、外側の世界もそれを映し出すように変化し始めているのです。

だからこそ、私たちは常に自分の中を見て、拡大し続けていかなくてはなりません。

もし、あなたの可能性を制限する人がいたら、その人の言うことは聞かないでおきましょう。
その人は、あなたの可能性を制限することで、自分の可能性も制限しているのです。

私たちは、もっと人を受け入れることによって、自分自身も受け入れることができます。

ヒーリングと受け入れる力


実は、ヒーリングにおいても、この感覚は非常に重要だと思っています。
私たちが自分を開けば開くほど、私たちの中を通るエネルギー量は増大します。
逆に、特定のパラダイムや信念体系、特定の見方で自分をいっぱいにしていけばいくほど、私たちの中を通るエネルギー量は制限されていき、結果も限定的になってしまいます。

それは、自分を癒すこと、他人を癒すことも同じです。
凝り固まった見方や思い込みを手放せば手放すほど、私たちは純粋な意識と一体になり、最高のヒーリングに導かれるでしょう。

人生を変えるパラダイム転換


人生を変えるようなパラダイム転換をもたらす経験はいくつかあると思いますが、私の場合、15歳から続いた慢性的な体調不良が大きな転機になりました。
医者でも薬でも物理的な療法でも治らないと気づいたとき、それは私がスピリチュアルな世界に向かうきっかけとなってくれました。

肉体の状態には、心や魂の状態が反映されるということを学ぶことができたのです。
とはいっても、最初からこのように考えられたわけではありません。

手あたり次第治療法を探し、「あぁ、もうやれることはすべてやった。もうなるようになるしかない」と思えたときに、ふっとスピリチュアルな世界に引き込まれていきました。
それが「受け入れる」始まりだったのかな、と思います。

ぜひ、あなたもこれまでとは違った出会いや体験があったら、「あ、これは私が拡大した証拠!」と喜んでくださいね。

受け入れる生き方


今日は、「受け入れる」という生き方についてお伝えしました。

私がこうして発信しているのは、このブログを通じて、本当の自分に気づく人が一人でも多くなればいいなと思うからです。
なぜなら、この世界を支えているのは私たちの意識であり、私たちの意識が次のレベルに達すれば、おのずと世界も新たなレベルへと発展していくからです。

究極の進化とは、意識の進化であり、その進化は私たち一人ひとりの意識によって支えられています。
だからこそ、一人ひとりの意識こそが本当に大切なのです。
それこそが宇宙を癒し、地球を癒す、最高のヒーリングです。

本当の自分で生きる仲間が一人でも多く増えればいいなと思っています。

真実の向こう側  愛と平和な世界へ。
瑠璃でした。