魂の秘密:肉体から解放された驚異の実体験②

こんにちは、瑠璃です。
今日は魂を手放した時、何が起きるのかという話をお届けします。

これは実際に私が体験したお話です。私の体から魂が解放された時、これまでとは全く違う景色が広がっていました。その結果、私は「自己」の定義が全く変わってしまったのです。

あなたが普段「自分」と呼ぶ存在は、一体誰でしょうか?あなたが嫌いな自分は、本当に自分でしょうか?もっといえば、「あなたは、誰ですか?」

今日のお話を聞くことで、人間という存在の本質を理解し、あなたという複雑な存在の本質の核心に近づくでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

それでは今日の本題です。


突然ですが、あなたは人生で何を望んでいますか?あなたが心から望むことは何でしょう?

私は幼少期から生きるのが辛く、見た目は地味で、勉強もできない、運動神経もいまいちでした。取柄もなく、ずっと自信を持てずにいました。学校に入り、周りと比較され、自分の本当に好きなことも分からず、「ずいぶん辛いところに来てしまったな……」「この肉体機能の装備で生きていくのはしんどいぞ」と思っていたものです。

でもそんな辛さが私を駆り立て、がむしゃらにいわゆる一般的な成功と呼ばれる道へひた走りました。ところが、長年の自己否定やストレスから病気になってしまったのです。

やがて、ある人との出会いからガイドのグループへと導かれ、私の魂が徐々に目覚めていきました。その頃は自分の病気を癒すために、何年もかけて自分の人格部分の自動パターンに徹底して向き合っていました。

人格部分とは、一般的に言えば「性格」です。例えば、自分を表現するのが苦手、いつも人前で気を使ってしまう、頭で考えずすぐに行動に移してしまう、など。実はこれらは単なる自動反応に過ぎないのです。人は実に95%を自動反応の中で生きており、残りのたった5%で幸せになりたい、健康になりたいと願うのです。

私の性格は、負けん気は強いけれども、人前では遠慮して従順に振舞う。プライベートでは人に自分の欲求を満たしてもらおうとする依存傾向がある、といったものでした。「嫌われたらどうしよう」「悪く思われたらどうしよう」「能力のない人だと思われたらどうしよう」――そういった恐れが私を蝕んでいきました。

これが私を病気にしたものであり、表面的な治療をしても根底にある自動反応を変えなければ、病気はすぐに再発してしまいます。ようやくそのことに気づいた私は、病気の原因となる心の問題に取り組もうと決意したのでした。

その過程で、ガイドのグループから導かれ、肉体も以前の私とは見違えるほど元気になっていきました。ネガティブな感情が解放されていくとともに、私の魂は解放されていきました。

魂が目覚め始めると、魂レベルのオーラが拡大し、振動数、波動が上昇していきます。この頃には、私は肉体感覚によって、今自分の魂の振動数がどのような状態なのか、本来のレベルと比較してどれくらいまで戻っているかが分かるようになっていました。それに伴い、ヒーリング能力も向上し、ヒーラーとしてのお仕事も増えていきました。

魂としての自己に目覚めるとき


あなたが魂としての自己に目覚め始めると、身体の中にある魂の振動数が上昇していくのが分かるでしょう。すると、肉体感覚としても「軽い感じ」「繊細な感じ」が感じられ、これまでよりもよりエネルギーとしての感覚が強く感じられます。

ところが自己の変化を感じながらも、この時点では、私はまだ人格と魂の区別が明確につかずにいました。自分の中から湧き出る欲求について、それが魂から来ているのか、人格から来ているのかが分からずにいたのです。

ちょうど肉体から魂が解放されたのはこの頃でした。瞑想状態で、静かに自己の内側を感じながら、ただその場に座っていました。すると、お腹のあたりに魂としてのエネルギーが明確に感じられました。

これほどまでにはっきりと自己のエネルギーを感じられたのは初めてでした。


それからしばらくして、体の中心から、魂のところに伸びている管のようなものを感じたのです。そして、それは長いこと使われていなかったようでした。

どうやら、この管のようなものは魂との接続をしており、自己の内側からのエネルギーを取り込んでいるようなのです。しかし、私の管は細く退化しており、意識によって回復させようと数回トライしましたが、変わりませんでした。あまりにも長い間使っていなかったため、私自身も魂のエネルギーを三次元に引き込む術を忘れてしまっていたのです。

覚醒を目指していながら、これほどまでに自己と切り離されていたことに愕然としました。

結果的に、これが魂の解放をもたらした気づきとなりました。


それから、1日経った頃でしょうか。私は急速に自分のオーラが変化していくのを感じていました。魂が目覚めるにしたがって、オーラが拡大していくのは何度も経験していました。しかも、それは1年以上かけて徐々に起こった比較的緩やかな変化でした。

ところが、今回は逆です。私の体の周りのエネルギーフィールドは極限まで振動数を落としていったのです。私のオーラは急速に縮小し、一気に赤ん坊と同じレベルまで縮小しました。

この時、自分が鉛の球になったかのような重さを感じました。これが、魂が肉体から解放された瞬間でした。

振動数の高い魂が肉体から抜け出て、私は肉体としての存在になりました。これまで一度も感じたことのない感覚です。

残されたのは、人格と肉体部分の自分だけでした。私の感覚は引き続き肉体の方にありました。その後、何を体験し、私の人生がどのように変わっていったのかをお話していきます。

魂としてのあなたの性質がもたらす混乱


私がまず感じたのは、自分の中がシンプルになったことでした。魂を持っていた時と、魂が解放された時で、自己の感覚はまったくといっていいほど異なっていました。

というのは、自分の性格と魂の性質が必ずしも一致しているとは限らないからです。私の性格は臆病で引っ込み思案で、人に質問するのもためらうような性格でした。ところが、魂は冒険好きで、誰もやらないような大きなことを成し遂げたいという果敢な性質を持っていました。水と油のような混ざり合わない性質が自分の中に同居していたのです。

優しく大らかで思いやりのある魂を持っている方もいますし、分析的で探求心の強い魂を持っている方もいます。

魂の性質には、私たちの予想をはるかに超えるほどの非常に大きな個性があります。これは簡単には変えられるものではなく、無限ともいえる長い年月の中で作り上げられたものです。

ところが、これらが過去のパターンで作られた性格と相反する性質だった場合、自己の中に拭い去れない葛藤が生じます。性格は育った環境や肉体に依存しており、あなたの意図とは関係なく作られる部分もあるからです。


その葛藤ゆえに人知れず苦しんでいたという方も少なくありません。ある意味、私たちは犠牲者といってもいいでしょう。人間とはこんな複雑な存在であるにもかかわらず、誰もそれを教えてはくれないのです。

私は魂が解放され、自分の中が非常にシンプルになったことに驚きました。これまでの苦しみが魂と人格の間の苦しみであったことを知ったのです。

もしあなたが「動きたいのに動けない」「相手を傷つけたい自分と、相手を思いやる自分」など相反するふたつの想いを抱えていたら、それは魂と別の部分との葛藤かもしれません。

あなたが幼少期から抱えていた想いや、世の中に対する疑問は、魂からの想いであることが多いのです。

波動の高さは魂の覚醒度


私はこの経験から、肉体と魂はまったく別物であるということを体感として理解しました。実際に劇的な波動の変化を体験して分かったことがあります。

スピリチュアルでは「波動を上げなさい」と言われますが、これは「魂を目覚めさせなさい」ということです。

肉体、人格、魂の三者でいえば、肉体レベルの振動数は最も低く、魂の振動数は最も高いところにあります。例えば、肉体は消しゴム、魂は音のように考えれば分かりやすいでしょう。

形が決まっており流動性が低いものの振動数は低く、音や光など固定化されていないものの振動数は高くなります。

波動を上げるために「ポジティブな感情でいましょう」と言われることもありますが、ポジティブな感情よりもさらに波動が高いのが魂としての波動なのです。

つまり、「波動が高い人」とは魂としての自己が目覚めている人といえます。そして、魂の波動も一定ではなく、自己の気づきとともにその振動数を増していきます。

例えば、スピリットとしての私たちはもともと10だったとした場合でも、人間として地球に生まれてきたときには誰しも1からのスタートです。そうして、自己の気づきと共に1、2、3……と10に向けてスピリットとしての自己に戻っていくのです。

今あなたがどんな状態であろうと、全く関係ありません。私たちの運命は固定されているものではありません。気づきによって、私たちは自分の波動を自由に変え、変化していけるのです。

魂が解放されるためには何が必要か


結論から言うと、確定的なことは私も分かりません。この経験は、全く予測していなかったことでした。

私は以前、このブログでも取り上げたアニータ・ムアジャーニさんの「喜びから人生を生きる」の本を読んで、ずっと臨死体験に憧れていました。自己の魂の本質を知りたいと強く願っていたのです。でも、その方法が全く分かりませんでした。

それから数年に渡り、本格的に自己の人格と向き合うプロセスに着手し、自己の癒しはほぼ完了していました。きっと魂の解放には、今世で身に付けた傷の癒しが必要だったのだと思います。

準備ができた時、私は必要な経験へと導かれました。少なくとも一つ言えるのは、私たちの意志が未来を作っているということです。

あなたが人生で何を体験したいか決めた時、方法は分からなくても、あなたは既にその経験へと導かれています。目の前の現実が変わっていなくても、全く関係ありません。まだ変化が起こっていなくても、全く関係ありません。

深いところで私たちは自分が決めたことを既に作り出しているのです。ですから、焦る必要はありません。自分を信じて、ただ待っていればよいのです。あなたの準備ができたとき、必要な経験へと導かれるでしょう。

あなたの本当の想いを見極める


あなたは自分の想いやビジョン、欲求がどこから来ているのか疑問に思うことはありませんか?私たちはともすれば、他人の価値観で生きてしまいます。

例えば、〇〇さんのような洋服が欲しい、もっとお金が欲しいという物欲。これは、魂が望んでいるのでしょうか?ほとんどの場合、物質的な欲求は肉体的な心地よさやプライド、自分の感情を満たすために生まれるものです。消費主義社会では、物欲が無限に増幅されるような仕組みが構築されています。

でも、その欲求を満たしたからといって幸せになれるのでしょうか?答えはNOです。

短期的には満足できるかもしれませんが、人は手に入れたものにはすぐに飽きてしまう生き物です。そしてまた他の人に勝とうと、さらに高い目標を課すのです。

私たちは外の影響を絶えず取り入れているため、他人が良いというものをまるで自分の価値観のように取り入れた結果、自己を見失ってしまいます。

人間は95%自動反応の中で生きています。一連の思考、感情、行動がパターンを形成し、それこそが自分だと思うのです。


私は両親が高卒で町で小さな個人商店を営んでおり、家庭はそれほど裕福な方ではありませんでした。そしていつも「大企業のサラリーマンこそが成功の道である」と聞かされてきました。それが両親の憧れだったのでしょう。

私はまさしく両親のいう大企業のサラリーマンになりましたが、管理社会の中で窮屈な思いをして病気になってしまいました。それは両親の価値観であり、私の価値観ではなかったのです。私は大きな組織に属すより、小さい組織で自分らしく自由に働いている方が向いていたのです。

このような視点を持てば、あなたの魂としての望みを明らかにするのに役立つでしょう。


私も最初から、自己について分かったわけではありません。でも、この自己への理解が進んだ時、私は肉体が魂が解放されるという経験をしました。そして、自己の癒しはまだ完了していないことを知ったのです。

どんな奇跡と呼ばれる出来事も、必ずまず先にあなた自身の想いがあります。覚えておいてください。あなたの意志とは無関係に、何かが起こることはないのです。

ぜひ今後も一緒に、自己に対する理解を深めていきましょう。

ということで、今日は魂を手放した時、何が起きるのかについてお話させていただきました。実はまだ続きのお話があります。また続きのお話はどこかでお話できたらと思いますので、ぜひ引き続きブログをチェックしていただければ嬉しいです。

ぜひ今日のお話を聞いていただいて気づいたことなどがあれば、コメント欄に記入しておいてくださいね。

真実はいつもあなたの中に、瑠璃でした。