孤独があなたの魂を目覚めさせる理由

こんにちは、瑠璃です。
今日は「魂が目覚めている人ほど孤独である理由」というテーマでお伝えします。

友達がいない、いつもひとりでいるのは寂しい、むなしいことである。
そんな風に決めつけていませんか?

実は、孤独こそが魂の覚醒を導いてくれる最高の友なのです。

今日は

  • 孤独こそが最高の友人
  • 魂へエネルギーを振り分ける
  • 進んで孤独を選ぶとき
  • 覚醒した人の共通点
  • 明日の自分を見つける方法

についてお伝えします。

孤独を味方につけた者だけが、魂への道を歩むことができるのです。
ぜひ最後までご覧ください。

それでは今日の本題です。

孤独こそが最高の友人

覚醒の旅をいくあなたは、孤独こそ最高の友人であると知っているでしょう。
一般的に孤独は、友達がいない、つまらない、退屈、誰からも相手にされない寂しい人などのイメージがあります。
ですが、覚醒の道では、孤独力こそ進んで身に付けるべき力となります。

得てして、一般的な感覚と、より高次から見た真実とは異なるものです。

なぜ孤独が進んで身に付ける力なのかと聞かれれば、
一人きりでいる静寂な状態こそが、最も魂と繋がることのできる状態だからです。

「魂を感じるには、どうしたらよいですか?」
「どうしたら魂を感じることができますか?」
こんな風によく聞かれます。

その答えは、「静寂な空間を見つけること」です。
あなたが、自分を超えた意識状態へと入っていくとき、魂の領域へと自分を高める時、
その前段階で、必ずある感覚がやってきます。

その感覚とは、自分の中に静かな落ち着いたスペースが広がっていくような感覚です。

ピンと張り詰めた糸のように、
ひとつの波も動きもない水面のように、
しんと静まり返った世界へと入っていく感覚。

これは孤独を味方に付ける人が体験できる感覚ともいえるでしょう。

周りの雑音がうるさければ、肝心の魂の声はかき消され聞こえなくなってしまいます。
誰かと一緒にいる時、魂の声は聞こえづらいでしょう。
魂の声が明確に聞こえるのは、あなたがあの静寂な空間へと降りていったときです。

魂へエネルギーを振り分ける

他にも、覚醒する人にとって孤独が必要である理由があります。
それは、エネルギーを再分配するためです。

人の集まりに行ったり、会合に行った後、どっと疲れたという経験はありませんか?
人と話すことはかなりのエネルギーがいりますよね。

相手を気遣ったり、場の空気を読んだり、先回りして相手の心配をしたり、
もしくは、ハイテンションで周りを盛り上げたりしなくてはならないかもしれません。

また、人のエネルギーを受けやすい方は、人が集まっている場所に行くだけでもどっと疲れて消耗してしまうでしょう。

他にも、人が集まる場にいると、
心の中で自分と誰かを比較し、どちらが勝っているかをジャッジし、
自分の悪い点を批判し、誰かを否定しているかもしれません。

人と一緒にいることは、物理的にも精神的にもかなりのエネルギーを使用します。

あなたは普段どれくらいのエネルギーを人に対して使っているでしょうか?
もしそれが30%だとしたら、あなたは一人でいることで、その30%を節約できるのです。

これは非常に重要なことです。

では、その30%のエネルギーをどうするのでしょうか?
そう、魂との対話に注ぐのです。
魂を感じることに、30%ものエネルギーを回すことができるのです。

「魂が分からない」「スピリチュアルな世界が見えない」「聞こえない」
そう感じている人は、普段から無駄なエネルギーを使いすぎている場合があります。

ある女性の覚醒の過程

ある女性は、覚醒の過程で、人前でネガティブな自分を隠し、明るく振舞い、人生が上手くいっているように見せていたことに気づきました。

彼女の内面は、それとは裏腹に、荒れ果てていて、隙があれば自分の能力の無さを批判し、
自分の人生が上手くいっていないことを人に悟られまいとすることに必死になっていたのです。

彼女は一人の時間を意識的に取ることによって、それまであまりにそれが当たり前すぎて、
自分で認識することすら忘れていたことに気づくことができました。

やがて、自らそのパターンから解放されていきました。
そうして、彼女はついに、無駄な力を手放しました。

彼女が人の前で見せる顔を作り上げることにエネルギーを使うのをやめたのです。

すると、彼女の前には次々と奇跡が起こり始めました。
ある日、道行く人のオーラが突然見えるようになったのです。
彼女は目の錯覚かと最初自分を疑いました。
でも、その翌日も、また翌日も見えるのです。

彼女は夢の中で、何度も自分の魂のイメージが出てきて、あまりの美しさに圧倒されました。
そのイメージはパステルカラーの淡い色で、彼女に向かって「そちらに行きなさい」というのです。

さらに彼女のもとへ、一通のメールが届きます。
それは、彼女がずっとやりたかったフラワーアレンジメントの会社からのスカウトメールでした。
あれよあれよという間に、時間的にも金銭的にも余裕がある働き方へと導かれました。

目覚めへと導かれると、最終的には、人前でも以前よりエネルギーを使わず、楽に、自然に過ごせるようになります。
そうして、もはや一人でいる時と、複数人でいる時で変わらなくなるでしょう。

ですが、その段階に至るまでには、意図的に、一人の時間を取り、
自分のためにエネルギーを振り分ける時間が絶対に必要です。
それによって、気づきが促され、魂との対話が進み、
自分というものを新たな視点で捉えられるようになっていくのです。

進んで孤独を選ぶ時

孤独は、決してマイナスのものではなく、むしろ進んで身に付けるものであると、私は伝えたいと思います。

私は、孤独が大好き、というか一人の時間が大好きです。
昔からひとりでいることが何よりも心地よく感じられていました。

思い返してみれば、学校のクラスの中でもどこか浮いていて、
心から気を許せる友達もいませんでした。
表面上は周りとわいわい楽しく過ごしているように見えて、
心の中ではいつも孤独を感じていたように思います。

でも、一点、今になって後悔する点があります。
それは、ただ孤独だっただけで、孤独な時間をどう生かしていなかったという点です。

当時を振り返ると、もっと自分の心の中を見て、自分と対話していればよかったなと思うものです。
ただ、ひとりでじっとしているだけではなく、もっと自分の心の声を聞いて、
もっと自分を信じて、自分のことを見てあげればよかったと思うのです。

でも当時の私は、「これじゃだめだ、今の自分ではいけない」と半ば強迫観念のように、
頭の中で自分を責める声ばかりが聞こえていて、自分と対話するという発想もなく、
「私は今のままで大丈夫」と思えたことは一度もありませんでした。

その声がどこから来ているのか、なぜ自分を責めてばかりいるのか、
それを知ろうと努力することはなかったのです。

私はもともと体が弱く、敏感で、人より持っているエネルギー量が少なかったので、
独りでいる時間だけ、やっと体を休めることができました。
また、人前で気を使っていい子を演じていたので、さらに人前に出ることは、
自分の体力を消耗させる行為でした。

今となっては孤独は、一種の逃げであり、せっかくの孤独も正しく使えていなかったのです。

ほとんどの人は、せっかく一人でいる時にも、テレビと一緒にいたり、外から情報を見たり聞いたりすることに費やすでしょう。
でも、孤独こそ、心のおしゃべりと向き合う時間であり、他でもない自分と一緒にいる時間なのです。

そうして孤独を生かせるようになると、孤独のパワーに驚くでしょう。

覚醒した人の共通点

私はこれまでに、周りからも驚かれるほど変容を遂げられた方を沢山拝見させてきました。
その中で、みなさん共通していることがあります。

それが、「無駄なエネルギーに気づいた」ということです。
変容の道は、気づきの道です。

最初にやってくる気づきは、
「自分はこれまでどれだけ無駄なエネルギーを使っていたのだろう」という気づきです。

「自分はなんて悩む必要のないことを悩んでいたのだろう、、!」
「なんて自分はナンセンスなことをしていたのだろう、、!」

気づいた瞬間は、心底腑に落ちて、感動するといいますか、
目の前の霧がぱっと晴れたような感じで、文字通り目の前が明るくなるのですね。

そして、肩の力が抜け、背中の硬さが取れ、より自然に振舞い、
気が付くと、明らかに自分が変わっていることに気づきます。

周りからも「変わったね」と言われ、周りもその変化に気づくでしょう。
やったことは、ただひとつ「気づく」ことだけです。

さらに孤独でいることによって、改めて自分の価値観に気づくことがあります。
すると、

「あれ?これまで自分って他の人に合わせていただけじゃない?」
「これ本当に自分が思っていることじゃなかったよね」

と改めて、自分の考えが明確になっていくんですよね。

このパワーは本当にすごくて、自分のことがさらに良く分かっていくのですが、
自分の価値観が明確になっていくと、周りとの差異が明確になってきて、
今の会社に居続けるのが辛くなる、現行の人間関係を続けていくのが辛くなる、
ということもあるかもしれません。

でも、いずれにしろ、あなたに合った環境を選んでいくのですから、
遅かれ早かれ、周りとの違いについては明確になっていったでしょう。

その気づきは、環境を変えるチャンスなのです。

依存から抜け出す

孤独にマイナスのイメージを持っている、独りでいると辛い、という方は、依存体質である場合があります。
誰かが周りにいないと、ひとりではできない、というタイプの方です。

このタイプの方は、自分の力を自分で制限してしまっているのです。

親が過干渉で、なんでも子供のことをやってあげてしまうことで、
子供を依存体質にしてしまう場合があります。

親はまるで子供の人生を、自分の人生のように感じ、
子供の人生そのものの責任を引き受けてしまうのです。

こうすると、子供は、自分で何かやらなくても、周りの力でやってもらえるので、
しだいに、自分の力を発揮することをやめてしまいます。

すると、自分で努力して結果を出したことがないので、
その後の人生で自己肯定感や自信も持ちづらく、最終的には、
自分の人生に責任を取れなくなり、全て人のせいにするようになってしまいます。

人生においては、必ず適切な距離感が必要です。
適切な人間関係とは、自分も、相手も、どちらも自分のことが自分でできる状態の上で付き合う関係のことを言うのだと思います。

一人でも大丈夫になるとき

ある女性は、休日になって誰も一緒に出掛ける人がいないととてつもなく孤独を感じ、
自分は、誰からも相手にされない、置いていかれるのではないかという恐怖にがんじがらめになっていました。

彼女は会社内でも、周りの言動にビクビクしては、
常に自分が仲間外れにされているのではないかと感じ、
すぐに情緒不安定になっていたそうです。

彼女は、一人でも大丈夫だということを知ることで、精神が安定し、動じなくなっていきました。
その結果、子供の不登校も改善されたそうです。

私は、よく「友達がいなくて」「誰も付き合っている人がいないんです」と相談されることがありますが、
「それってチャンスですよ!」と答えています。

準備万端!といった感じですね。

孤独を身に付けている人が、覚醒が早いのは、すでに理想的な環境に身を置くことができているからです。

明日の自分を見つける方法

孤独を自ら選べる、ということは、とても強いことです。
孤独を選べる人は、自分に責任を持ち、心の奥底で、自分のパワーを知っているのだと思います。

そうして、自分と過ごすことの重要性を深いところですでに理解されているのでしょう。

気の合う友達がいなくても、友達が少なくても、家族が外出に付き合ってくれなくてもいいのです。
それらは人生の充実度にはあまり影響しません。

どれだけ人生が充実しているかは、
自分のことを、他でもない自分が、どれだけ理解しているか、です。

一般的には、一人でいることは「むなしい」「寂しい」と思われますが、
本当のところ、一番むなしいのは、自分のことを理解せずに一生を終えることだと思います。

どれほど人からちやほやされようと、表面上の友達がどれだけ沢山いようと、関係ありません。
自分を知らなければ、本当に自分が好きなことも、本当に自分がやりたいことも、分からないでしょう。

自分の人生は、最終的に自分の手で切り開いていかなければなりません。
自分の人生の主導権は、他でもない自分にあります。

結局のところ、自分のことをどれだけ知れるかが、人生の満足度を決めます。
だから、好きなだけ一人の時間を取ってください。
好きなだけ一人の時間を取って、好きなだけ自分と一緒にいて、好きなだけ自分を癒してください。

終わりに

ということで、今日は「魂が目覚めている人ほど孤独である理由」についてお伝えしました。

自分が、これではいけないと思っていたことが、自分の長所だったことに気づくと、
それだけで人生って変わっていくと思うのですよね。

話は変わりますが、レタスを洗っていたら芋虫が出てきて、とっさにギャーと叫んでしまったのですが、
こういう時孤独は困りますね…。

今日の話を読んでいただいて気づいたことなどありましたら、ぜひコメント欄を利用してくださいね。

今日も最後までありがとうございました。
真実の向こう側、愛と平和な世界へ。
瑠璃でした!