孤独な時間がもたらす閃き:本来の自分に戻る力

こんにちは、瑠璃です。
今日は、覚醒に向けて進んでいる方が実は孤独である理由を説明します。

あなたは、覚醒したい、本当の自分に目覚めたい、そんな風に思っていらっしゃるでしょう。
今の自分に違和感を抱きながら、心のどこかでもっと素晴らしい自分がいるはず、そんな風に思って生きてきたのではないでしょうか。
本当の自分に出逢うために、一生を費やしてきたという方もいると思います。

でも、どれだけ時間を費やしても、まだ分からない、まだ先があるのが私たちの本質というものです。

今日は、あなたが本当の自分に出逢うために、孤独が必要な理由を説明します。
あなたが孤独を携えた時、本当の意味で目の前に道が開けるでしょう。

道とは、あなたがあなた自身へ還っていく道。
今日は、覚醒を目指す方と孤独について取り上げます。

今日お話しする内容

・孤独でいることのメリット
・機械的反応から抜け出す
・3つの意識と超意識
・孤独は求めるもの

今日の記事を読むことで、あなたを覚醒へと誘う深い意識へアクセスすることができるようになるでしょう。
その意識は覚醒へと続く道へと降りて行くことのできる、唯一のものです。
あなたの光へと繋がる道についてのガイドからのメッセージもお送りしますので、ぜひ最後までご覧ください。

孤独を感じたことはありますか?

あなたは、友達ができない、気の合う仲間がいないと思って悩んだことはありませんか?
私はあります。

表面上は無難に人と付き合えるのだけれど、本当に気を許せる友達がいない。
いつも心の中は、一人ぼっち。

私の場合、それは人生を通じてずっとそうだったように思います。
もしそんな風に思っている人がいれば、これはあなたのための記事です。

孤独が覚醒に必要な理由

先日、30年以上第一線で活躍されていた経営者の方がお見えになり、なぜ来られたかを伺ったところ、こう語ってくださいました。
「お店を発展させるためには、私が変わらなくてはならないとふと思ったからです。絶対に瞑想ができるようにならなくてはならないと思ってここへ来ました。」

それほど、孤独でいる時間、自分一人きりになる時間を求めていらっしゃったということです。
そして経営者である自分が静かな時間を持つことで、周りの人たちも良くなると感じていたのですね。

なぜ孤独が必要なのか?

一見、いつも誰かが周りにいて、にぎやかな人の方が良いように思えます。
彼らは孤独を感じず、いつも誰かと一緒にいて幸せでいるように感じられるかもしれません。

でも、実際はどうでしょうか。

覚醒に向けての道を辿るあなたは、これらを全く違った目線で捉えられる方法を身に付けます。
私たちがいつも使っている意識は顕在意識と呼ばれます。
あなたが意識して「あれをしなきゃ」「これをしなきゃ」そう思っているのは顕在意識です。

でも、実際には潜在意識の方がはるかに強力で、私たちの現実を決めているのはほとんどが潜在意識ということを、あなたは既にご存じでしょう。

潜在意識とは、感情、感覚、原始的な欲求などとも言われますが、一言でいえば「記憶」です。
一度記憶し、脳に焼き付いたものを、テープのように何度も何度も再生しているだけ。
この単純作業が潜在意識の役割です。

人間関係における機械的反応

 

例えば、犬にほえられた経験をして、一度犬が怖いと思ったならば、それがテープレコーダーに記録され、次に犬と出逢った時、犬=恐怖を連想します。
そうして一生、犬が怖いのです。

人と会話をしている時を想像してみてください。
相手の話を理解して、受け答えをする。その返答に対して、受け答えをする。

あなたは普段の会話が、実は単なるスクリプトを読んでいるに過ぎないことをご存じですか?

あなたも小さい頃、他の人の言動を見て、それに気づいていたのではないでしょうか。
例えば母親にいつも「遊びたい」というと「勉強しなさい」と言われた。
何度も何度も「遊びたい」というと「勉強しなさい」と返される経験をしたあなたは、ある地点から学習して、もう「遊びたい」と言い出すこともやめてしまったのではないでしょうか。

もしお母さんが、突然「遊びたい」といったあなたに対して「遊びは大切よ!好きなだけ遊んできなさい!」といい出したら
え、何があったの?と思いますよね。

他にも、何十年も一緒にいる夫婦は「いつも同じ話しかしないからつまらない」と感じたことがあるのではないでしょうか。
それは、過去の経験を何度も何度も繰り返し表現しているにすぎないからです。
それは何年たっても、何十年経っても、同じテープを再生し続けます。

私たちが誰かと会話している時、それはただ何パターンもあるスクリプトを読んでいるだけにすぎません。
覚醒の観点からみれば、この機械的反応を繰り返すことに何の意味があるでしょうか。

 

私たちが普段使っている顕在意識や潜在意識は、肉体に紐づいた意識に過ぎません。
私たちが成しえる本当に価値のあるものは、肉体からは生まれません。
そう、魂から生まれるのです。

本当の自分が存在するのは、顕在意識の下の潜在意識、そのさらに下の「超意識」と呼ばれる場所です。
しかしながら、この超意識を使って生活をしている人は、全体の1%程度でしょう。
だからこそ、覚醒を目指す方は、この超意識にアクセスしなければならないのです。

結局のところ、私たちは人と話を合わせたり、楽しくおしゃべりしている意識では、本当の自分に巡り合うことはできません。
他の人と一緒にいる時、私たちは単なるテープレコーダーの自動再生をしているだけで、何も意味のあることを行っていないということなのです。

超意識にアクセスする

それでは、超意識にはどのようにしてアクセスするのでしょうか。
それは、瞑想です。

今やっている手を止めて、深い意識状態に入った時、そこで初めて本当の自己と対峙することができます。
あなたが日常の意識でどれだけ考えたところで、本当の自分については分からないでしょう。
どれほどIQが高い人であっても、通常の意識状態で考えた結論は、まるっきり見当違いかもしれません。

頭の良い、悪いは関係ありません。
むしろ、頭の良い人ほど、色々と考えてしまって、この深い意識を体験することは難しいでしょう。
例えば、「これは赤なのか?青なのか?」について何年も、何十年も考えていたものの、実際の答えは「色なんて無かった」ということに似ています。

それは、決して答えの見つからない迷路で永遠に彷徨っているようなものです。
答えのない場所で、永遠に答えを探し続けているようなものです。

どれだけ頑張って探しても、見当違いのところを探していることに気づくでしょう。
私はこれに気づくのに10年かかりました。

「成している」という罠

あなたが頭で考えながら言葉を選んでいるとき、特にそれが論理的なものであればあるほど、何か意味のあることをしているような感覚になるでしょう。

あなたが手を動かし、脚を動かし、体を動かしている時、あなたは「行動している」感覚になるでしょう。
声に出して言葉にし、行動してモノを動かすことが何か意味のあることのように思えるのです。

ところが、これほど意味のないことはありません。
意味がないがゆえに、かえって有害ですらあるかもしれないのです。

世の中で最も有害なこととは、全く何も意味がないにも関わらず、それに意味があるように思い込んでしまうことです。

あなたの心に聞いてみてください。
あなたは感じるでしょう、虚無感を、やるせない感じを。
「これに何の意味があるんだろう?」きっとどこかでそう気づいているはずです。

表向き達成感をもたらしてくれるように感じていたものも、蓋を開けてみれば、全く何の役にも立っていなかったのです。

ガイドからの言葉

ここで、静寂と孤独に関するガイドからの言葉をお届けしましょう。

あなたが本当の心の中を見る時、そこに光を見ます。
その光を知った時、全ての謎が解けるでしょう。

あなたは何も間違ってはいなかった。
あなたは何も失ってはいなかったのです。

孤独こそが真の友人。
孤独こそが、あなたが全てを与えてくれるもの。

海のど真ん中に浮かぶことができれば、あなたの船を自覚することができるでしょう。
あなたは船を自覚するために、海を必要としていたのです。

船とは、あなたの――。
あなたは、その海の導きで、あなたの光を見たのです。

あなたの内の光。
胸に差し込む一本の光。
その線を辿っていく。

あなたが本当の自己を知るとき、そこには感動があるでしょう。
そこには、静かな脈動が横たわります。

あなたはずっとそれとともにあったのに、外のものにすっかり気を取られて、自分の中にあることを忘れてしまっていた。

あなたの恐れが剥ぎ取られた時、そこに光を見るでしょう。
あなたの胸の内から湧き出でる光。

その瞬間が、本当の自己と出逢う時。

 

孤独を求める

私たちは、孤独は避けるべきと教えられてきました。
けれども、むしろ孤独とは追い求めるものだとすれば、どうでしょうか。

他の人と違っていること。
それは、あなたがスターシードであれば、ほぼ間違いなくそうでしょう。

他の人と違っているからこそ、あえて孤独を選択することができます。
あなたが光の道をいけば、孤独は、あとからついてくるものなのです。

それは、あなたが他の人と違っているから。
そして、あなたはそれを選んできたのです。
そうして、孤独になれる時間が、あなたを成長させてくれるでしょう。

縦の関係と横の関係

一人きりでいることの価値は、人前で気を使ってしまって、本当の自分でいられない方にとっては、より大きく感じられるでしょう。
実は私もそうでした。

いつも楽しくしていなきゃ、いつもウィットに富んだ発言をしていなきゃ、相手の人に楽しんでもらわなきゃ。
そんな風に考えてする会話に、本当の私などありません。

そして悪いことに、一度この癖が身に付くと、なかなか外れないのです。

ですが、一人きりで過ごした後は違います。
私は、もっと自分らしくなり、相手のことに必要以上に関心を持たなくなります。

あるとき私は気づいたのです。
私たちが重んじるべき関係は、横の関係ではなく縦の関係であると。

相手がどう思うかではなく、神との関係であると。
それに気づいた時、ますます神とのつながりが自分の中に刻みこまれるようになりました。

私は、一人きりになると、本当に信じられないくらい沢山の閃きの雨を迎え入れることができます。
これまで自分の元に存在することを疑っていたほど、鮮やかなきらめきが私の元に降り注いでくれます。

それは、私を本来の姿へと戻してくれるような強烈な力を発します。
凄まじい引力で上に引っ張られているような感覚で、思わずたじろいてしまうくらいです。

孤独の意味

あなたが一人でいること、あなたが孤独でいること。
それには、必ず意味があります。

そうして、その孤独の中で見つけたきらめきを、多くの人に広げていってください。
世界は、光で出来ているのですから。

ということで、今日は「孤独な人が覚醒する理由 ~覚醒と沈黙との関係~」についてお話しました。
きっとこれを見ているあなたは、普段から忙しかったり、慌ただしかったり、またイベントごとで集まったりとせわしなく過ごしているかもしれません。

でも、そんな時ほど、一人になる時間を取ることが非常に大切です。
私は、いつも人と一緒にいると疲れてしまうので、一人になって自分と対話する時間を持つことにしています。

それが一番好きな時間です。
つまり孤独が好きなんですね(笑)。

ぜひ、孤独を愛して、孤独とともにいられるようになってくださいね。
そして孤独なもの同士、分かり合える関係を築いていきましょう。

最後に

それでは、今日も最後まで見ていただきありがとうございました。
今日の話を通じて、気づいたことやこれから意識していかれたいことをコメント欄に記入しておいてください。

アウトプットはあなたの意識の行く先を定め、その意識が現実に与えてくれるでしょう。

それではまたお会いしましょう。
真実の向こう側、愛と静寂な世界へ、瑠璃でした。