覚醒の過程を徹底解説:揺れる感情と変化の真実

こんにちは、瑠璃です。
今日は、覚醒に伴って起きる変化についてお送りします。

あなたは、最近以前と自分が変わっていることに気づいていますか?
これまでと違うことが起こって、「本当に大丈夫?」と不安になっているかもしれません。

あなたが本当の自分に向けて歩き始めると、思わぬ変化が起きたり、予想外の出来事が起きてくるでしょう。

今日は、覚醒に伴ってどのような体験をしていくかについてお話します。
実は、覚醒の過程の変化は一筋縄ではいかず、時間の経過とともに、様々な過程を繰り返しながら本当の自分へと戻っていくのです。

今日の記事を読むことで、自分の今の状況が分かり、また今後何が起きても迷わないようになるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

それでは今日の本題です。

エネルギーに敏感になる

覚醒の過程で、まず起きてくるのは、エネルギーに繊細になる、ということです。
つまりそれは、あなたの回りの環境中のエネルギーであったり、あなたの普段接する人のエネルギーであったり、こうしたブログから発せられるエネルギーであるかもしれません。

ブログの記事ひとつでも、「見るのが辛いな…」と感じることもあるかもしれません。
でも、それはあなたがおかしいのではないのです。

実社会では、これまで気にならなかった人込みや、繁華街に近づくのがしんどく感じられたり、初めての人に会うのが億劫になることもあるでしょう。

これまで「生きづらい」と感じていた人は、ますます世界が「生きづらい」と感じるようになります。
元々敏感であった方は、こういった些細な変化にさらに気づきやすくなります。

これまであまり感じなかった方でも、合う場所、合わない場所というのがはっきりと感じられるようになるかもしれません。

これは、あなたの波動がより高い宇宙の波動に共鳴し始め、あなたというセンサーがより鋭敏に調整されつつあることを示しています。

ある人にとっては、覚醒というポジティブな方法へ向かっているはずなのに、なぜ逆行するようなことが起きるのだろうと不安になるかもしれません。

この繊細さが一生続くのかと思うと、しんどいなと感じる方も実際、多いです。
でも、良いニュースがあります。

この過程を通り越すと、反対に強くなる、というかエネルギーに翻弄されずに済むようになります。

ある女性が「これまで私は人の多いところに行くと何日も寝込んでしまっていましたが、今では大都会に行っても元気に帰ってこれるようになりました!」と嬉しそうにおっしゃっていました。

自分の中が空っぽだと、いろいろなエネルギーを受取りやすくなるでしょう。
でも、中身が充実していれば、外側のエネルギーを寄せ付けなくなります。

「受けやすい」時期を通り越すと、やがてエネルギーに翻弄される側ではなく、エネルギーをもうらうか、もらわないかを自由に選択できる側へと移っていくのです。

ですから、道の途中であるエネルギーに繊細になる過程は、とても喜ばしいことなのです。

私はもともとHSP・エンパス気質でしたが、ある時までは自分の回りに硬い鎧のようなエネルギーをまとって自分を「受けにくい人」だと思い込むことに必死でした。
なぜならば、そうでないと生きにくくて仕方がないからです。

それを私は直感的に知っていて、この三次元世界で生き抜くために、自分を常に装っていました。

でも、実際、スピリチュアルな世界に足を踏み入れるにつれ、自分が「もらいやすく」「影響されやすい」人であると受け入れざるを得なくなりました。
実際、私はとても敏感で、周りの環境が少し変わっただけで体調が大きく変わるくらいでした。

特に、自分が空っぽになっていくにつれ、この繊細さは高まっていきました。
まるで知らない人なのに目が合った瞬間、その人のエネルギーをまるまる取り込んでしまい、途端にしんどくなってしまうこともありました。

ますます生きにくくなってしまった、もうどこにも出かけられない、そんな風に思ったものです。

でも、やがて1年くらい経った頃でしょうか、自分がもらいにくくなっていることに気づいたのです。
人込みの中に行っても、大都会の中に行っても、それほど影響されなくなりました。

それは、自分がどのモードでいるかを自由に選択できるようになったのだと思います。
いつでも流されやすい自分でいる必要はないし、自分の中を充実させてもらわないモードにすることも可能です。

たとえば、これまで車でドライブギアしか知らなかったけれど、あ、ローギアにも入れられるんだ、と気づいた感じですね。
こんな便利なモードがあったのね、と気づいた感じです。

浄化反応

本当の自分で生きられるようになる過程で、多くの人が通過するのが浄化の期間です。
これまでのエネルギーがごっそり抜け去って、新しい自分になる、いわばさなぎが蝶になる期間です。

この期間中には、いろいろなことが起こります。

まず、感情を押し殺していた人は、感情が出せるようになっていきます。
最もよくあるのは、「涙が出てくる」というものです。

これまで、嫌なことがあったり辛いことがあったとしても、ただ悶々と耐えてきた場合、それを涙によって表現できるようになっていきます。

あまりにもこれまで感情を押し込めていた人は、自分ではコントロールすることができないくらい、この感情の噴出が劇的なものになる場合があります。
嗚咽が漏れるほど大泣きしたり、泣いても泣いても泣き足りないくらい号泣したり、とにかく赤ちゃんのように常に泣いている、ということもあるほどです。

実はこれ、ものすごくポジティブなことです。

涙が導く変容

ある女性の方が、変容の過程でまるでこれまで身に付けていた鎧が剥がれ落ちていくように感じ、これまで気にも留めていなかったような些細な出来事で大粒の涙が出てくるようになったそうです。

それまで、自分は辛いことがあっても一切涙を見せることなく、自分は泣かない人だと思っていたそうです。

でも、いざ鎧が剥がれ落ちて、ありのままの自分へ戻っていくと、些細なことでもすぐ涙が出てきて、「私こんなに泣き虫だったんだ」と気づいたとおっしゃっていました。

彼女はきっと、自分は強くいなければならない、人に弱く見られてはならないと仮の自分を装っていたのでしょう。
彼女は、自分の弱さを見せないために多大なエネルギーを投資していたはずです。

でも、本当の自分に戻る過程では、そのエネルギーはもう不要です。
彼女は、ようやく偽りの自分を捨てて、本当の自分を手にすることができたのです。

 

別の女性は、摂食障害とうつ病で寝たきりになり、30年近く闘病をしてきました。
彼女の最初の変化は、肉体で起きました。

毎日午前中、2時間くらい横にならないと動くことができませんでしたが、それが無くなっていたそうです。
気が付くと彼女を長年悩ませていた腰の痛みも消失していました。

そして次に起きたのが、感情面の浄化です。
彼女は、なぜ泣いているのか分からないけれども、涙が出てきて、何度も大泣きする、というのを繰り返しました。

この期間はしばらく続きましたが、彼女は「これまで泣くこともできず、ただ悶々と考えて悩んでは何も解決できていなかったけれど、泣ける自分になってよかった」とおっしゃっていました。

そう、泣くことで彼女は感情の解放の糸口を与えられたのです。

涙の意味

なぜ浄化の過程で「涙が出てくる」という過程を通るのでしょう。
ある女性が「瑠璃さんの瞑想動画を見ているととめどなく涙が流れてきて、ただそれに任せていると、びっくりするほどすっきりするんです」とおっしゃっていました。

実際彼女は最初にお会いした時、背中に鉄板が入っているかのごとく重たいエネルギーを背負っていましたが、その後お会いしてみると、それらがすっかりきれいになくなっていました。

それとともに内臓の位置も正常化していて、私の方が驚いてしまったほどです。

このように泣くという行為は、凝り固まった固いエネルギーを溶かし出してくれることによって、覚醒に必要な状態へと私たちを導いてくれるのですね。

意味が分からなくても泣いてもいい

みなさんが共通でおっしゃるのは、
「もはや、なぜ泣いているか分からないけれども、ずっと涙が出てくる。
ここで我慢していても仕方ないから、とりあえず泣いてしまえ、と泣ききるとすごくスッキリするんです」
ということです。

これは特に過去に重たい悩みを抱えていた方、重度の不調を抱えていた方に多い症状です。

覚醒の過程においては、ただ瞑想していても「理由もないけれども涙が出てくる」というのもよくあることです。

また、瞑想をしている最中に右目からだけ涙が出てきた、左目だけから涙が出てきた、という方もいらっしゃいます。

涙に理由は必要ありません。
泣くことは、浄化の一つの行為であり、泣くことによって涙と共にこれまでの自分が一層され、新しい自分へと戻っていくのですから、この過程は堂々と受け入れて、涙とともに不要なエネルギーを手放してあげてください。

覚醒と感情の力

覚醒の過程では、予期せぬ感情が噴出し、自分でもどうすればよいのか分からないくらい戸惑うことがあります。
いつも感情の変動が少なかった自分なのに、まるでジェットコースターに乗っているかのように、感情の渦に飲み込まれて振り回されてしまう。
これも、覚醒の過程で起きてくることです。

ここでとても大事なキーワードが出てきました。それは、覚醒と感情の力です。

そうです、この感情の力が覚醒へと向かわせてくれるのです。
感情こそが、覚醒へと向かわせてくれる立役者なのです。

感情は巨大なエネルギーです。
怒りに囚われたとき、嫉妬に囚われたとき、また、誰かを本気で好きになっているときや、使命感に燃えているとき、あなたは自分がエネルギッシュになり、内側で大きなエネルギーが動いているのが分かるでしょう。

ところが多くの人は、この巨大なエネルギーを無駄に使っています。
ただ怒りをぶちまけたり、苛立ちを表現したり、人を恨んだりするように。

でも、この感情のエネルギーをうまく使えば、覚醒のための起爆剤にすることができるのです。

それを知らないがゆえに、感情を邪魔もの扱いしたり、毛嫌いしてどこかに追いやろうとしてしまうのですね。

感情を開放し、覚醒を促す

その結果、ますます多くの人がエネルギーが停止している状態で生きています。
頭でばかり考えて、思考の中に逃げ込んでみたり、傷つくのが嫌だから感情の流れを止めてみたり、肉体の痛みでさえも我慢してなかったことにしてみたり。
そして最終的には大きなトラブルや病気となって、初めてそこで自分を振り返るチャンスを手にするのです。

でも、人を恨んだり、人を罵るのは気が進まない方もいるでしょう。
人に直接怒りをぶつける必要はありません。

過去を悲しむのも、人に本気で怒るのも、人を恨むのも、全部自分のためだけにやってください。
人を変えたり正すことよりも、本来の感情に自分自身でベールをかけ、自分自身を縛っていることが問題なのです。

自分を解放させるために、感情の力を開放させること。
だから、誰も見ていないところで、涙し、怒り、悲しめばいいのです。

感情と覚醒の繋がり

ある男性の方が、道を歩いていたら、ある日突然見えるはずのない幽霊が道を歩いているのが見えたり、道行く人のオーラが見えたりしたそうです。

それまでそんなものを見たことはないのに、どうして? あらゆることを考え尽くして行きついた答えは、その時は感情がいつになく高ぶっていて、第二チャクラが活発に動いていた時だったそうです。

その方は普段は理知的であまり感情を表に出すタイプではありませんが、ちょうどその時、この男性にしては珍しく自分の感情を素直に表現できていたそうです。

さて、この感情のジェットコースターがいつまで続くかですが、少なくとも一生は続かないでしょう。

これは、先ほどと同じで通り道のようなもので、その段階を通り抜ければ落ち着いてくるものです。
ですから、安心してください。

でも、また感情を抑圧し、蓋をしていれば、やがて感情が一気に噴出する期間が訪れるかもしれません。
このような小規模な感情の爆発を何度も繰り返しながら、そのたびに新しい気づきを経て私たちは本当の自分へ戻っていくのです。

五感以上の感覚の開花

覚醒の過程では、肉体次元に囚われない知覚が開けていきます。
私は、常人には信じられないようなリーディング能力が開花していった方についても、たくさん見てきました。

ある男性の方は、相手の男性の方の職業が僧侶であること、ある地方に縁があることを見事に言い当て、相手の方をビックリ仰天させていました。

これをたった5分間の間に、何も言葉を交わさずに読み取ったのです。
すごいですよね。

どうやらこの方の後ろに金色の後光が差していて、高僧がこの方を守護しているのが見えたそうです。
あまりにも正確に当てられたので、言い当てられた方もびっくりしていましたが、言い当てたご本人も自分で自分に驚いていらっしゃったほどです。

また、別の男性の方は、相手の女性を見ていたら、着物や草履、下駄、竹の傘のイメージが浮かんできたので恐る恐るそれを伝えたら、「それらは私が大好きなもので、今でも大切にしています」と言われたそうです。

別の女性は、相手の女性を見ていたら「茶トラ、悲しみの感情」が出てきたのでそれをお伝えしたら、相手の方が過去に茶トラの保護猫をお世話していたと話してくれたといいます。

どれも普通の人が聞いたら驚くようなエピソードですが、ちなみにこれはプロとして活躍している方の話ではなく、トレーニングの段階での話です。
どれも偶然以上の確率に思えます。

このような奇跡のような話はたくさんありますが、覚醒の過程では、五感に囚われた世界では通常「ありえない」力が開花していく例が数多くあります。

このひとつの原因として、そういった目に見えない世界を信じ始めた、ということもあるでしょうし、自分の波動が整っていくにつれ自然と目の前のものに波動が合わせられるようになって、五感以上のものが読み取れる、ということもあるでしょう。

人は自分が信じたい世界を作り出す能力を持っているので、スピリチュアルな世界に向けて心を開くことで、自然とこういった能力が開花していくのですね。

また、この波動を合わせる能力は誰でも持っているので、それが開花するか、また気づかずに一生を終えるのかの違いだけなのではないかなと思います。

もちろん、覚醒の過程には個人差がありますから、今日お話ししたことが全てとは限りません。

でも、覚醒の過程は、しばしば予測がつかないことが起きるものです。
自分が期待したり、予測したりすること以外のことが起きて、「なぜ思い通りにならないのだろう?」と焦ることも少なくありません。
そしてたいていの方が「うまくいかない」と途中で諦めてしまうのですね。

でも、思った通りにいかなくてもいいし、全てが必然で起きているということを知っておけば、途中経過には一喜一憂しなくて済むでしょう。

順調に見えなくても大丈夫

実際、私も順調に進んでいるかと思ったら、逆方向に進んでいるように感じられたり、「なぜこんなことに?!」と戸惑ったことが何度もあります。
でもそれも含めて、全て順調なのですよね。

大切なのは、すべてを信じること。
他の人のせいにすることなく、自分自身がそれらを受け止める覚悟ができれば、世界はあなたに見たいものを見せてくれるでしょう。

 

覚醒の過程というのは、結構激動だったりして、気分のアップダウンがあったり、物事がうまくいかなくなったりして不安になることもありますが、全ては必然であり、必要だから起きているのですよね。

「こうすれば避けられたのではないか」「もっとこうすべきだった」と悶々と考えるのは、あくまで人間が考えた結果であって、宇宙はもっと別の視点から私たちを見ているように感じています。

私も最初は右往左往していましたが、「あ~もう仕方ないや」と受け入れたら途端に楽になりました。
受け入れることを学ぶ、降参することを学ぶ、というのもひとつ必要な学びかもしれませんね。

 

それでは、今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
愛と平和な世界へ。瑠璃でした。