隠された記憶が人生を邪魔する?細胞レベルで過去を癒す究極の方法

こんにちは、瑠璃です。
今日は「細胞の記憶を癒す方法」についてお話します。
あなたは、嫌なことが忘れられなくて困っていませんか?
もしくは、何も悩みがないはずなのに、体の不調を感じていたり、現実がうまくいかないと感じていませんか?
私たちは、意識していたとしても、していなかったとしても、自分の回りを始め、体の至るところに記憶を持っています。
もしかしたら、現実が変わることを引き留めているのは、あなたの記憶かもしれません。
今日は、その記憶を読み出し、癒す方法についてお伝えします。
今日の記事を読むことによって、自分自身のエネルギーを整え、自分が細胞レベルで変わっていくのが分かるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
人生が思い通りにいかないのは、「記憶のせいだ」と言われたらどう感じますか?
明日の記憶が嫌だ!と思う人はいませんよね。
明日、記憶されるものがどうであれ、普通、記憶といったら通常過去のものを指すでしょう。
そして、今生きるのが辛い原因も、現実が上手くいかない原因も、未来ではなく今ここにあります。
今とは、過去の集積だからです。
私はある時、人は体のいたるところにその記憶を持ち運んでいることに気づきました。
良いことも、悪いことも含め、あらゆる記憶、つまり人生で体験したデータです。
私はずっと左腹部に違和感を感じていましたが、医者に行っても、薬を飲んでも、マッサージをしても、一時的に改善したとしても、すぐまたもとに戻ってしまうので、なぜだろうと何十年も不思議に思っていました。
でもある時、そこに意識を向けていると、母親の自分を否定する声が聞こえてきたのです。
母は、自分に自信がなく、娘の私にもまるで自分を反映するように「自分ができるなんて言わないで」「もしできなかったら、恥ずかしいじゃない」といって、私が過度な自信を持たないように育てました。
母親としては横柄な態度を取ってほしくなかったのでしょう。
でも、その教育は私をかえって弱くしてしまいました。
私は自分自身を認めることもできず、全く自信を持てずに人の真似ばかりして、ひっそりと生きるようになりました。
ある日の寝る前のふとした瞬間、そこに母親の私を抑圧している粘着質のエネルギーが詰まっていることに気づいたのです。
なぜ人生が上手くいかないのか?
人はこういった記憶を至る所に抱えています。
それは例え思い出せたとしても、思い出せなくても、私たちのエネルギーの中に残存し、絶えず私たちにコンタクトしてきているのです。
ある女性は、瞑想中、胸の方にひっかかりがあることに気づきました。
「何だろう?」と思っていると、小学生の時、おてんばなお友達が何人も家に遊びに来て、とても嫌だった記憶を思い出しました。
彼女は、当時、嫌とは言えず、友達が帰ってくれるのをただひたすら待つしかなかったそうです。
「私は、引っ込み思案で、誘いを断ることもできず、本当の自分の気持ちを無視し続けていたことに気づきました。それにしても、何十年も全く忘れていた記憶なのに、こんな記憶が思い出せるなんてびっくりです」と驚いていらっしゃいました。
それを思い出してから、彼女の胸のひっかかりは消えていったそうです。
別の女性の話です。
彼女は旦那さんから冷たくあしらわれ、夫婦関係が上手くいかず、長いこと悩みを抱えていました。
そして、瞑想中、自分のお腹の方に赤色に包まれた怒りの感情があることに気づいたのです。
「これはいったい何?」と思いながら見ていくと、そこに怒り狂っている男性の顔がありました。
その顔は、彼女の旦那さんの顔…ではなく、彼女の父親の顔でした。
まるで鬼のような真っ赤な顔をして彼女を怒る父親の顔を見て、彼女は当時、父親の理不尽な態度に心底苛立っていたことを思い出したそうです。
彼女は、今の今まで、父親に激しい怒りと恨みを抱いていたことをすっかり忘れていたのです。
そうして、その怒りを開放していく中で、夫婦関係が戻っていき、今では、嘘のように旦那さんと腹を割って話せるようになりました。
「私は、男性に対してものすごい怒りがあって、それを旦那にぶつけていたことに気づいたの。
そうしたら、私の態度が変わったみたいで、彼もいつになく優しく理解を示してくれて、今では旦那と大の仲良しよ」。
記憶の場所はどこにあるのか?
私たちの記憶は通常、潜在意識の中にあり、通常の意識ではアクセスすることはできません。
記憶は脳の中に保存されていると思われがちですが、本当のところ、記憶は私たちの回りのエネルギー体、つまりオーラの中に残存しています。
オーラを見ていると、まるで過去の映像が今ここで起こっているように立体的に浮かびあがったり、過去の出来事が再生されるように展開していくのはそのためです。
オーラの中で私たちを阻む幽霊
オーラは目で見ることができるだけではなく、手で触ったり、また感覚で感じ取ることもできます。
つまり、私たちの意識は、記憶としてのエネルギー体にアクセスすることができる、ということです。
記憶には、映像があり、手触りがあり、匂いがあります。
感情があり、当時の気持ちも保存されています。
まるで目の前の現実と寸分違わない正確さで、今ここにあるのです。
夢を見ているような感じといったら分かりやすいでしょう。
夢を見ている最中は、まさかそれが現実ではないとは思いませんよね。
完全に夢の中に入り込んでいます。
記憶を見ている時もそれに似ています。
まさしく今自分が体験しているように、その記憶は失われず、何十年経ってもそこにあるのです。
問題は、この記憶こそが私たちの障害となって、私たちの行く手を阻んでいるということです。
それがどういうことか説明しましょう。
私たちが本当の自分らしく生きる時、私たちの内側のエネルギーは自由に循環し、外側へと放射されていきます。
ところがここに壁があるとしたらどうでしょうか。
私たちの内側のエネルギーは分厚い壁に遮られ、外へ流れ出すことができません。
これがいわゆるブロックというものです。
心のブロックや、ブロック解除という言葉がありますが、ブロックは一種のエネルギーであり、ブロックには実態があります。
ブロックは目に見えない架空の話ではありません。
ですからブロックを感じようとすれば、感じることができるのです。
実際にブロックを感じた方は
「冷たくてごつごつしたもの」
「硬く、凝り固まった塊」
「石ころのように感じた」
「ざらざらしていた」
などと口々に表現されます。
いずれにしても、あまり気持ちのよいものではありませんよね。
長い間抑圧され、圧縮され硬くなったエネルギーもあれば、冷えて冷たくなったエネルギーもあるでしょう。
そう、これらが魂の輝きを外側へ放射するのを阻んでしまうのです。
その結果、自分らしさは抑圧され、過去に囚われたまま、新しいことに踏み出せず、悶々としながら生きていくことになってしまいます。
肉体の痛みの中に潜む記憶
慢性的な肉体の痛みや不調の根底にも、このような記憶が眠っている場合があります。
面白いことに、この記憶が開放されると、肉体の痛みも解放されていくのです。
なぜでしょうか?
肉体には、臓器や骨格、血管や筋肉という物質的な側面と、エネルギーという側面があります。
肉体をエネルギーとして見たとき、ところどころ、重たいエネルギーが詰まっている場所、反対に、エネルギーが枯渇していてスカスカになっている場所があります。
大抵、痛んでいたり苦しんでいる部分は、詰まっているか、枯渇しているかのどちらかです。
肉体のある空間が、ある記憶で満たされていた場合、それがネガティブと感じられたものであればあるほど、大きな変化が起こるでしょう。
例えば、その部分から
ヘドロのようなドロドロの液体が流れ出てくることがあったり、硬くザラザラとしたものが詰まっている場合や、そこだけ他の場所から孤立していて、壁のようなもので分断されている場合もあります。
そして、この滞りが開放されることで、痛みや症状から解放されていくのです。
パンドラの箱が空くことによって、その箱の内側に溜め込まれていたエネルギーが一気に放出し、その結果、肉体への負担が軽減していく、というわけです。
反対に、エネルギーが枯渇している場合があります。
ある女性が、摂食障害で食べすぎてしまうのが悩みとのことでセッションにお見えになりました。
私が見たところ、彼女のみぞおちのあたりには、一部だけエネルギーが枯渇している箇所があり、彼女がずっと感じていた「孤独」「人から理解されない」「自分らしくいれば、奪われる」という気持ちに関連している感じがしました。
そして、ヒーリングでその空間を満たしていくようにしたところ、自然と食欲が収まり、過食が減ったというのです。
おそらく彼女は食べることでその空間を満たそうとしていたのでしょう。
彼女の本当に欲しかったものは食べ物ではなく、自分への愛情であり、温かさだったのです。
過去生の記憶を思い出す
実は、今日の冒頭で違和感があるとお伝えした私の左腹部ですが、この話には続きがあります。
ある日、お風呂に入っている時、その左下腹部に刀のようなものが刺さっていることに気づきました。
最初は間違いかと思ったのですが、手で触れてみると、明らかにそこにあるのです。
そして、勇気を出してその刀を抜きました。
すると自分の全身のエネルギーが一瞬にして変わったことに気づきました。
私のことをよく知っているヒーリングの先生も「あれ、どうしたんですか、いつもとエネルギーが違いますね」とおっしゃっていました。
実はこの話は以前別の記事でもお話したのですが、その記事を見た方から、
「瑠璃さんのあのブログを見て、もしかしたらと思って娘を見たら、背中に槍のようなものが刺さってたんですよ。娘は小さいころからずっと背中が痛い痛いっていっていて、それを抜いてあげたら、すっかり良くなったんです。きっとあれは過去生のものだと思います」
というエピソードを教えていただきました。
今世での記憶のエネルギーを開放していくと、そこに自分以外の記憶が保存されていることにも気づくかもしれません。
今世での記憶が溜まっていた場所と同じ場所に過去生の記憶が保存されていることがあります。
それは類似の記憶であったり、また同じような感情を抱いていた場面の記憶であったり、今世の記憶と関連性があることがほとんどです。
まさしく、「類は友を呼ぶ」。
似たエネルギーは似たものを引き寄せ合うのです。
細胞の記憶を癒す方法
記憶を癒すとは、エネルギー的に見れば、エネルギーを抑圧せず開放してあげることです。
血液も流れずに一か所に留まっていたら、血管を塞いで大変なことになるでしょう。
私たちが心身ともに健康で、健やかに過ごしていくためには、「流れている」ことが欠かせません。
どれだけ私たちが動かずに一か所に座ったままでも、寝たままでいたとしても、私たちが生きている限り、肉体の中を流れる血液も体液も絶えず流れ、エネルギーが流れているのです。
そうして、最も大切なこととして、私たちの感情や思いもまた、絶えず流れ続けます。
問題は、その流れている感情や思いのエネルギーをあなたはどれだけ見てあげていますか?ということです。
反対に、それを押し込めようとしたり、どこかにとどめようとしたり、押し込めようとしていませんか?
その留めている手を取り払い、もう一度流れるようにしてあげること。
それが、記憶を癒すということなのです。
そう、私たちはただの肉の塊ではなく、記憶と接続された魂なのです。
肉体には、記憶が保存されています。
そして、魂の記憶も、肉体に現れます。
だからこそ、肉体を通じて魂にアクセスすることも、魂を癒すこともできるのです。
細胞の記憶を癒す効果
ということで、今日は細胞の記憶を癒す方法についてお伝えしました。
この細胞の記憶を癒すということを毎日やっていると、本当に身体も蘇ってくるというか、いい意味で年齢不詳になっていきます。
私の回りの方は、2周り以上若く見える方が多くて、「どうなっているんだろう?」と、しばしば驚かせていただいています。
私は20年近く体調不良で悩んでいたのですが、最初は肉体のどこかが問題に違いない!と思って血眼になって探していたのですが、肉体の不調を取りきっているはずなのに、全快にならなかったのですね。
そうして、最終的に行き着いたのは、記憶の問題でした。
「あなたは肉の塊ではなく、記憶と接続された魂である」
ぜひこれを思い出していただきながら、肉体だけではなく、心の面も魂の面も目を向けてみてくださいね。
意識した瞬間から、癒しは始まっていきます。
まとめ
今日の記事をご覧いただき、これから実際に取り入れていきたいと思うものがあれば、ぜひコメント欄で教えてくださいね。
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。
真実の向こう側、愛と平和な世界へ、瑠璃でした。