なぜか上手くいかないのは「サイン」?|魂が本当に望む道を知る4つのヒント

こんにちは、瑠璃です。

今日は、あなたが試されているサインについてお伝えします。
魂の願いに従って行動しているはずなのに、上手くいかないことが続く…。
これって魂の願いじゃないのかな?と、不安になったり心配になったりしていませんか。

自分の心に従ってやりたいことをやっているはずなのに、なぜだか前に進まない…。

覚醒の過程では、進んでいると思っていたのに逆戻りしているように感じたり、かえって事態が悪くなっているように感じられることってありますよね。

そんな時、この試されているサインを知らないと、余計に迷ったり、混乱したりして、これまでの努力が水の泡になってしまうかもしれません。

実はそれ、あなたにとって大切なサインなのです。
どのように考え、どのように行動すればよいのかをお伝えします。

今日の記事を読むことで、あなたは不安や心配とは無縁の日々を過ごせるようになるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。

それでは、今日の本題です。

今日は、あなたが試されているサインについて4つお伝えします。
これを知っていれば、何が起きても焦らずに済むでしょう。
では、早速見ていきましょう。

何かを失う


大切な人を失う、大切なものを失う、大切なチャンスを失う…。
これは、あなたの望みが形を取る前によく起こることです。

例えば仕事。一生続けようと思っていた仕事だったのに、解雇された。
他にも人間関係。大切な友人だったのに、突然連絡が取れなくなってしまった。

他にも、大きな取引先に断られたり、家族やペットの死を体験したり、
大切にしていた思い出の持ち物や、家や車を失うかもしれません。

これらは、突然、予想もしないタイミングで訪れます。
あなたの期待が一瞬にして裏切られ、自分の意図とは異なる結果が目の前に展開されるのです。

実は、これ、大きな変化の前に必ずと言っていいほど起こることといっても過言ではありません。
ほとんどの人は、失ったものの大きさにしばらく呆然とし、動けなくなりますが、それは自己の執着を断ち切るチャンスでもあります。

あなたの望みをかなえる方法は、あなたがすでに思い描いているものだけではありません。
世の中は常に膨大な可能性に満ちていて、あなたは自分の望みをかなえる方法をまだ知らないだけかもしれません。

実は私は、覚醒したいと望むその道の途中で、自分の魂が体から抜け出ていってしまった経験があります。
まさか、こんなことがあるのかと自分が一番驚きましたが、肉体よりも大切な魂を失うとは、全く予想していなかったことでした。

でもその代わりに、計り知れない宝物を受け取ったのです。
それは、別の魂と繋がる、という経験であり、そのことによって今私はこうしてここで、自分の経験を伝えることができるのです。

この話については別の記事で詳しく解説していますので、今日のお話はここまでにしますが、
失うということは、同時に、あなたが新しく受け取るということであり、出会うものや人、そして体験することといった経験を手にすることなのです。

もしあなたが計り知れない悲しみを体験する機会を得て、その経験から、同じように苦しんでいる人を救うという使命に目覚めたら、それこそが宝物です。

大きな変化を体験する前には、それまでの流れを一度、断ち切ることが必要な場合もあります。
ただその場で打ちひしがれ、絶望するのではなく、それと同時に存在する光を見ること。
それこそが、今あなたに求められていることでしょう。

人から批判される


あなたが、自分を取り戻し、自分らしく生きられるようになると、人から批判されたり、人から嫉妬されたり、嫌味をいわれる機会が増えるでしょう。

・これまで、人の意見ばかり聞いていて流されていた人
・自分の意見を言うことが怖いと思っていた人
・戦いになるのを恐れ、自分の意見を引っ込めていた人

特にこれらの人は、自分の考えや、自分の想いを堂々と表現できるようになっていきます。

これは素晴らしいことです。
今まで避けていた人との不調和を乗り越えて、自分を表現できるようになっていくのですから。

こういった変化は、あなたのエネルギー、つまりオーラにも表れます。
それ自体は非常に喜ばしいことなのですが、一部の人にとっては脅威として映ることもあるでしょう。

ある女性が職場でいじめに合い、休職に追い込まれたとのことでご相談に見えたのですが、私が見るとその方のオーラは天に届くくらい大きく、とても立派で堂々としていました。

私は彼女に「あなたは人より影響力があって、それが職場の人の脅威となったのではないですか?」と聞いたら「はい、そうだと思います。私は誰よりも仕事をしていましたし、能力も高かったので嫉妬されていたと思います」とおっしゃっていました。

あなたが本当の自分へ戻っていくほど、あなたの存在感によって、自分の立場が脅かされたり、自分の意見を押し通すことができなくなる人が出てくるものです。

そうして人は、自分の存在を脅かすものや、自分の敵となるような存在を無意識に恐れます。
もしくは嫉妬心から傷つけてやりたいと思うものです。

自分らしく発信すればするほど、反対意見をもらったり、批判をされることも増えるでしょう。
例えばあなたがスピリチュアルにハマっていると伝えたら、「宗教なの?」と誤解されたり、一部の人からは白い目で見られたり、距離を置かれたりする場合もあるかもしれません。

それだけ、自分らしさを表現することは難しいことでもありますし、自分らしくいて、誰からも好かれる、というのは難しいことなのです。

そう、これこそまさに「試されている」サインなのです。
自分らしさを表現して、離れていく人がいたり、人間関係が一気に変わるかもしれない。
だけれどもその犠牲を払ってでも、自分でいる覚悟はできていますか?ということです。

実際、その障壁さえ超えてしまえば、人が離れていくことも、人と意見が合わなくなることも単なる一つの出来事であると受け入れ、今までよりもはるかに自分が生きやすい世界を作ることができます。

自分の生きやすい世界を作るまでは、簡単ではありません。
当然ながら、乗り越えなければいけない壁、辛い出来事、勇気を出さなければいけない瞬間が待っています。

でも、この壁を乗り越えれば、別世界が待っているでしょう。
なぜならば、これまでよりもはるかにあなたを理解してくれる人、あなたに共感してくれる人が新たに集まってきてくれるからです。

「ああ、やっぱり駄目なんだ」「本当の自分で生きるのは難しいんだ」
そうやってあきらめないことです。

「これは私が本当の自分らしく生きられているサインなんだな」
「本当の自分で生きるには、これも体験しなければならないんだな」

そのように思えると、幸せの中に含まれる困難も受け入れられるようになっていきます。

行く手が塞がれるような感覚


新しい生き方をするために、新しい選択をし、新しい行動をしました。
ここまではいいでしょう。
きっとあなたもわくわくしているはずです。

ところが、行動したからといって、一筋縄ではいかないという出来事が起こります。
これ、試されているサインです。

例えば、理想のパートナーに出会いたいとします。
友達に紹介を頼んでみたけれど、あまり相性が合わない…。
婚活パーティーに行ってみたけれど、いまいち…。

諦めかけていた時に、職場の同僚と意気投合し、そのままゴールイン、なんてこともあるでしょう。

あなたが変化を望むとき、必ずしも最初からベストな選択肢に出会えるとは限りません。
時には、回り道をし、失望させられながら、経験することが必要な場合もあります。

なぜ最初からベストな選択肢を教えてくれないの?と問いかけたくなるかもしれません。
でも、それは、回り道をする中で、様々な人と出会い、様々な経験をしていくことで、物事を見極める力、判断力、経験の幅などが磨かれるからです。

「あ、こっちかな?」「え、それともこっち?」と考えうる選択肢をひとつずつ試して、あれもだめ、これもだめ…そして最後にたどり着いたのが、本命の選択肢だったりします。

そしてこの回り道は、何年、いや何十年にも渡る場合があります。
でも、突然理解するのです。
そして本命の選択肢に出会えた時、これまでの経験がなぜ必要だったのかを。

ある男性は、それまでメーカーの営業職、システム会社のエンジニア、食品関連会社の人事と、職を転々としてきたそうです。
彼は行く先々で上司とトラブルを起こしてしまい、半ば逃げるようにして次の会社へと移っていました。

彼は自分のキャリアに一貫性がなく、ちぐはぐで、まるで自分の根性のなさを表しているような経歴を嫌っていました。
ところが、50歳を過ぎたある時、知り合いの紹介である商品に出会い、これはぜひ沢山の方に使って欲しい、とインターネットを通じて販売することにしました。

すると、突然彼はそれらに必要な全ての知識を持っていることに気づいたのです。
無駄なものは何一つとして存在しません。

最初からベストな選択肢に出会えなかったとしても、必要なのは、焦らないこと。
そして、可能性を自ら限定しないことです。

チャンスは思いがけないところに転がっていますが、それを見つけられるのは、チャンスを探している人だけです。

悩みがないという不安


覚醒の道を歩む中で、あなたは、はっと気が付きます。
自分がまさに今、ずっと夢みてきた状態にいるということを。

これまで、悩みから解放されたい、不安や恐れから解放されたい、と思っていた、それが正にかなったのです。

自分と地道に向き合い、何度も挫折を経験しながら、あきらめなかったあなたには、神様からのご褒美が待っています。
そう、願いが叶ったのです。

でもここで予期せぬ問題が生じます。
「問題がないことに不安を感じる」のです。

問題がない状態で、本当に大丈夫?と、また不安になるのです。
実はこれ、結構あるのですよね。

そして、また問題を作り出したり、誰かの問題を掘り出してきては、それを解決することが人生になっていく…。
そんな風にして、悩みを作り出している人、悩みを欲している人を良く見かけます。

実は私もこのうちの一人でした。
問題がないと、自分が何のために生きているのか分からずに、極端に高い目標を課したり、現状を嘆いては、それをモチベーションにする方法しか分からなかったのです。

でも、ひとつ目標を達したと思ったら、また次の目標が出来て…。
これでは息つく暇がありません。

そうやって常に自分を駆り立てていたので、いつも心身は疲弊していました。
私がうつになったり、肉体の不調に陥ったのは、それも理由でしょう。

でも私たちは「問題がない状態」に慣れる必要があります。
問題がなくてもいいのだ、ということを受け入れる必要があります。

これが新たな試練であり、テストです。

結局のところ、私たちは外の世界に反応して生きているように感じますが、実のところ、心の中の世界に反応しているのです。

例えば、2人の人間が南国でバカンスを楽しんでいるとします。
一人は、ゆったりとした時間の流れに身を任せ、心からバカンスを楽しんでいますが、
一人は、きれいな海を見ながら「あの仕事大丈夫かな…上司から何か言われないかな…」とずっと頭の中で独り言を言っているかもしれません。

この2人の違いは、置かれている状況の違いではなく、心の中で何が起きているか、の違いなのです。

ある女性が「結局のところ、悩みは全て自分が創り出していて、私はその悩みを解消するというゲームをしているだけかもしれない」とおっしゃっていました。

そうです、問題はこのゲームにいつ気づくかです。
せっかくゲームをするなら、問題をクリアするゲームより、さっさと問題はクリアして、この三次元世界の外、つまり実在の世界、ゲームの外の世界を体感したほうが楽しいとは思いませんか?

そこは、魂の世界であり、今よりもはるかに自由な世界です。

出来事は「サイン」なのか


結局のところ、サインというのは、出来事を「サインである」と解釈しただけのものであり、元々は良くも悪くもないただの出来事なのです。

大切なのは、その出来事をどのように解釈するのかをあなたが決めること。
単なる偶然と思ってもいいし、これは私に何かを伝えようとしていると思ってもいいのです。

こんなとき、役に立つのは「あれ、これって自分の本心を伝えてくれているサインかも?」と考えてみること。

実は私たちの無意識が、目の前の出来事を起こしていたりするのです。
ですから、出来事を自分の内側の世界のものと無関係と考えず、もしチャンスがあれば、少し立ちどまって考えて見ましょう。

自分が心の底から準備ができたとき、よし、行こうと思えた時に、目の前の出来事が上手く展開していきます。

人はこれを「宇宙からのサイン」と言います。
でも、私はこの言い方には少し違和感があります。
それは、宇宙とあなたとを別物だと考えているからです。

実際のところ、あなたはあなたでもあり、あなたはあなたを含有する宇宙でもあるのです。
私たちの意識は無限です。

私たちが自己をも凌駕する無限の意識へと拡大したとき、そこにあるのは全て自分だったと知るでしょう。
つまり、あなたを試しているのは、他でもないあなた自身なのです。

光と闇を超えて


私たちは常に自分の生きたい道へと向かっています。
もし、上手くいかないなと思ったら、今のアプローチがあなたに合っていないだけかもしれません。
また、まだタイミングではないだけかもしれません。

私は人生において、すべては完璧なタイミングで位置していると思っています。
例え期待している成果が今出ていなかったとしても、それはいずれ将来においてやってくる大きな果実の準備なのです。

ずっと闇の中を生きていると、光が信じられなくなってしまいます。
でも、一度光の世界へと移行したならば、過去の闇は、もはや闇ではなくなります。

問題なのは、光と闇とを切り分け、どちらか一方が悪で、どちらか一方が善であると決めつけてしまうこと。
私たちの意識は無限であり、その無限性は闇をも包み込むのです。

ということで、今日は「あなたが試されているサイン」についてお伝えしました。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
今日の記事を読んでいただいて気づいたことなどがありましたら、ぜひコメント欄をご利用ください。
それではまたお会いしましょう。

愛と平和な世界へ。
瑠璃でした。