もう迷わない!スピリチュアルに解き明かす心と体の不調の原因と対処法

こんにちは、瑠璃です。
今日は、スピリチュアル的に見た肉体の不調の治し方についてお話をしていきます。
予期せぬ病や怪我、また、長年の不調で苦しんでいるという方は多いでしょう。
そして、そのことで自分を責めてしまったり、周りに迷惑をかけることで罪悪感を感じてしまうという方もいらっしゃると思います。
そもそもなぜ、人は病気になるのでしょうか?
病気になってしまったら、それをどのように捉えればよいのでしょうか?
今日はそういった疑問に対する解決策をお送りします。
今日は、
・魂から見た肉体の病
・2つの病
・病はあなたではない
というテーマでお届けします。
この記事を読むことによって、自己の本質が分かり、これから先、自分を責めたり、罪悪感を感じることなく、心穏やかに自分を受け入れて生きていくことができるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
長年の不調と向き合う女性の事例
先日、HSP気質で長年の不安事や心配事から体調を崩してしまい、満足に働くことができないという女性のクライアントさんがいらっしゃいました。
彼女は、体調を崩すことで家族にも迷惑をかけ、「病気になるのは自分にはどこかいけないところがあるからだ」とずっと自分を責めていました。
そして、何十年も体調不良と向き合ったが、良くならない。
そういってご相談に見えました。
あなたも、体調を崩したとき、自分が悪いことをした気になって心の中で自分を責めたり、迷惑をかけてしまった人たちのことが気になり、ろくに休むことができない、という経験はありませんか?
不調が慢性化し、長期化すればするほど、「自分がいけないんだ」「自分は劣っているんだ」と自分を責めてしまいがちです。
そうして、家族や職場で、不調であることを隠し、元気なふりをして頑張りすぎた結果、さらに体調を悪化させてしまいます。
彼女は、自分が元気になれば、家族にも迷惑をかけず、一人前に働くこともできると思っていました。
彼女は「こうすべき」という考えが強く、「いつでも元気でいるべきだ」「人には迷惑をかけるべきではない」といったことをいつも自分に言い聞かせていました。
そうしてその考えを実現すべく、健康を取り戻し、家族にも迷惑をかけず、いつも元気に社会で働いている理想の自分になろうと懸命に努力していました。
他者から押し付けられた理想
ここからが大切なところ、なのですが、実はそれは彼女自身の考えではなく、世間が「こうすべきである」、一般的には「こうである」という外から押し付けられた理想に過ぎなかったのです。
つまりそれは、彼女自身の望みではなく、単なる他の誰かが言っている基準にすぎなかったのです。
彼女は安心感を得るために、他の人と同じ基準を満たさなくてはならないと思っていたのでした。
実はこういった考えを持ち続け、そのために努力することは逆効果なのです。
こういった理想像を持ちすぎていると、かえって自己を窒息させてしまうことに繋がります。
特にそれが、自分の本当の望みでないときはそうです。
実際彼女に聞いてみると、本当は、社会で働くことが息苦しく、できることなら働かず自由でいたいと思っていました。
彼女のように、「こうすべき」と自分が決めた理想像や、また世間が「こうすべきである」と決めた理想像に突き進んだ結果、今理想に到達していない自分を必要以上に責めたり、駆り立てたりしてしまうのですね。
つまり、彼女は自分の作り上げた理想像を叶えるためではなく、ありのままの自分を受け入れることの方にエネルギーを使うべきだったのです。
魂から見た肉体の病
魂から見れば、肉体の病は着ている洋服が破れてしまったようなものです。
洋服なら糸で縫い直したり、新しいものに買い替えたりすればいいですが、肉体はそうもいきません。
私たちの本質からみれば、私達は本来スピリットであり、肉体ではありません。
肉体は、単なるボディスーツのようなものです。
肉体は、魂が三次元で活動するための「箱」に過ぎません。
単なる入れ物です。
その入れ物には、なるべく壊れないように、また壊れても自分で修理ができるように、免疫力や自然治癒力が備わっています。
宇宙では、この入れ物は本当に「箱」として認識されていて、自由にこの入れ物にスピリットは出入りすることができるのです。
この入れ物を「ドールボディ」と呼ぶ場合もあります。
ところが地球では、基本的に自由に肉体を出入りすることはできません。
だから、肉体=自分であると勘違いしてしまうのです。
そして病気なのは自分が悪い、という思い込みへと繋がっていきます。
2種類の病
病気になった時、私たちは何を考えるべきでしょうか?
病気には大きく分けて2通りあります。
肉体の病 と 心の病 です。
例えば、追突事故にあって骨折をした、職場で蔓延している感染症にかかった。
これは肉体の病と考えていいでしょう。
物理的な環境ゆえに、病気になったというものです。
これには、遺伝的に何かの疾患を持って生まれたというのも当てはまります。
でも、もうひとつの病気の種類があります。
それが 心の病 です。
代表的なのは精神病ですが、肉体の不調も心の病であることが多いです。
例えば慢性的な胃もたれ、慢性的な肩の痛み、慢性的な肌荒れなど。
長年のストレスが積み重なった結果、肉体のどこかに不調をきたすというものです。
まず考えていただきたいのは、自分の病がどちらに当てはまるかというものです。
例えば肩の痛みであれば、一昨日肩をぶつけて痛みがあるということであれば肉体の病ですし、
慢性的な緊張から筋肉が凝って肩が痛いということでしたら心の病です。
例えば皮膚炎であれば、有害物質に晒されたことによって皮膚が荒れたということでしたら肉体の病ですし、
慢性的なストレスから、免疫力が下がりアトピーになったということでしたら心の病です。
この見極めが非常に重要となります。
というのは、病気を治す時に、肉体の病であれば肉体へのアプローチをするべきですし、
心の病でしたら心へのアプローチをすべきだからです。
これがちぐはぐになってしまっている人が非常に多いのが現状です。
例えば、交通事故にあって内臓が破裂しているのに、ひとりきりになり瞑想をして思い込みを手放し、心のブロックを解除して病気を治そうと思う人はいないはずです。
肉体には肉体の論理があります。
だから肉体の病であると分かったら、いち早く肉体レベルでのケアをするべきなのです。
心の病の対処法
では、自分の病が心の病であると分かったら、何をすべきなのでしょうか。
まず、何が自分を苦しめているのかを見ていきます。
病気の原因として最も多いのは 「感情的痛み」 ですが、
今日は 「思い込み」 について解説します。
例えば先ほどの女性のように、「いつも元気でいるべきだ」と考えているとすると、
元気でいられないとき、必要以上に自分を否定したり、無価値観に襲われてしまいがちです。
ですから、その思い込みが自己を苦しめていることに気づいていく必要があります。
では、その思い込みはどこから来たか? ですが、
大抵は、世間の価値観や、親が言っていたことでしょう。
もしくは、セミナーで誰かが言っていたことや本で読んだことかもしれません。
いずれにしろ、どんな崇高な考えや素晴らしいと思える考えも、
あなたにフィットするとは限りません。
人はいとも簡単に、人の考えを自分の考えのようにコピーして、
それが正しいのかを考える暇もなく、自分のものとして持ち運んでしまいます。
だからこそ、あなたの考えとする前に 「本当かな?」と疑問を投げかけてみてほしいのです。
例えばひと昔前は「女性は結婚して子供を産むべき」と言われていました。
今では独身の女性も、子供を持たないという選択肢を選ぶ女性も増え、時代にマッチしていないことは分かりますよね。
でも、思い込みを持ち続けるとは、時代が変わっても、
「女性は結婚して子供を産むべき」と言っているようなものです。
また、メールが普及し、チャットが普及した今でも、
「連絡は必ず手紙ですべきだ」と言っているようなものともいえるでしょう。
あまりにも強固な思い込みを持つと、一生自分を苦しめてしまうことに繋がるのです。
この思い込みは、
「自分はもう治らない」「良くならない」
「完璧にできなければ意味がない」「どうせ頑張っても報われない」「自分の本心を出したら嫌われる」などが挙げられるでしょう。
人はこういった思い込みの中で自分の人生を制限してしまっています。
そこから出るためには、まずどういった制限をしているのかに気づかなければならないのです。
肉体はあなたではない
体には非常に大きな個体差があります。
体の設計図である遺伝子も人によって非常に大きな差があります。
だから、ストレスに強い人、ストレスに弱い人がいて当然です。
お酒に強い人も、お酒に弱い人もいますよね。
だから、もし自分の肉体の個性ゆえの症状であれば、それを受け入れてあげる必要があるでしょう。
あなたに生まれつきの個性があり、それゆえ不調に悩まされていたとしても、
決して自分を責めないでほしいのです。
なぜなら、あなたは肉体ではないからです。
その肉体を選んだのも、あなたとは限りません。
だからどんなDNAであろうと遺伝情報を持っていようと、どんな特徴を持っていようと、
あなたがあなたを責める必要はまったくないのです。
私は生まれつき体が弱く、社会生活は向いていなかったのですが、
20代後半まではなんとか頑張って、一般社会でやっていかなければと自分に過度な負担をかけていました。
というのは「一般企業で働くことが当たり前」という価値観を持っていたからです。
というよりも「もし一般企業で働けなければ、ダメ人間と思われてしまうだろう」という恐怖の方が強かったといった方が良いかもしれません。
でも、自分の肉体から見れば、フルタイムで働くことは明らかにキャパオーバーでした。
私は肉体も弱く、虚弱で、さらにADHDゆえに人と同じように物事を処理できなかったのです。
私はこのことに気づいたとき、なぜこんなにも自分の体のことで自分を責めていたのだろうと思いました。
もっと早く自分の個性を受け入れて、自分が心地よく働ける環境を見つけていたら……と思ったものです。
そして他の人からどう思われるかではなく、
「自分はこういう個性があるの」と堂々と伝えられていたら、どんなに楽だっただろうと思いました。
ひとそれぞれ個性がある
だからこそ、どんなことで悩んでも決して人と比べないことです。
もし不調で悩むとしたら、必ず自分だけを見て、自分の中に何があるのかを見てください。
自分が世間一般の価値基準と比較してどうとか、誰かに何かを言われるからとか、そんなことはどうだっていいのです。
人生の突破口は、いつでも、自分と向き合うことによって開かれます。
外のどこかに答えがあるわけでもありません。
ましてや、人との比較の中に答えがあるはずもありません。
自分一人でやろうとしないこと
そして最後に一番重要なことをお伝えします。
それは 「自分一人でやろうとしない」 ことです。
私は何年にも渡り自己と向き合い、最終的にガイドのサポートを得て、やっと自由になることができました。
私がスピリチュアルに興味を持ったのは、自分の病気を治すためでしたが、はるかにそれ以上のものを受け取りました。
そして今は、私の魂のかわりにガイドの魂が入り、ガイドのビジョンのために働くというのが私の仕事となりました。
私が自力を捨てた時、サポートが現れました。
自力を手放したとき、そこに奇跡が生まれます。
他力が入り込む余地が生まれるのです。
もしかしたら、あなたは自分でやらなければと思っているかもしれません。
あなたにはあなたの人生に責任がありますが、人に頼ったり、他力に頼ろうと判断をする責任も、あなたにあります。
そしてどんな時でも、今というこの瞬間に秘められている可能性を見てください。
あなたはまるで植物の種のように、これから葉をつけ、茎をのばし、花を咲かせ、実をつけることができるのです。
そしてその可能性は、種の段階で既に含まれているのです。
ありのままの自己をさらけ出す
自分の弱さを、恥じることなくさらけ出すことができた時、ありのままの自己をさらけ出すことができ、
人は本当の意味で変容していくことができます。
だからこそ、ありのままの自分を大切にしましょう。
結局のところ、私たちはそこへ戻っていく道をたどっているのです。
まとめ
はい、ということで今日は スピリチュアル的に見た肉体の不調の治し方についてお話させていただきました。
やはり、人に頼ることは本当に大事だなと思います。
人に頼ると、その人の言いなりにならなければならないという怖さもあるかもしれませんが、最終的に決めるのはあなた自身です。
この記事をお読みいただき、感じたことや気づいたことがあれば、コメント欄に記入しておいてくださいね。
毎回ありがたくひとつひとつ拝見させていただいております。
真実の向こう側、愛と平和な世界へ
瑠璃でした。