HSP・エンパスの天才性を開花させる鍵:繊細さが最高の才能に変わる瞬間

こんにちは、瑠璃です。
今日は、HSP・エンパスの人の覚醒についてお届けします。
あなたは、HSPやエンパスに心当たりがありますか?
HSPやエンパスの方は、人の気持ちに極端に敏感だったり、1言われたら10のことを想像してしまって、感情的に押しつぶされてしまったり、相手のエネルギーをもらってしまって、自分が潰れてしまうこともあるかもしれません。
実はスピリチュアル的に見ると、HSP・エンパスの方は非常にエネルギーを感じるのに長けている、非常に才能豊かな方々なのです。一方で、覚醒の過程で自分を見つけることに人一倍苦労するのもHSPやエンパスの方の特徴です。
今日はHSPの4つのタイプをご紹介するとともに、HSPの方のためのスピリチュアル的に見た本当の自分の見つけ方について解説したいと思います。
今日の記事を読むことで、あなたは自分のタイプが分かるとともに、覚醒までのポイントがはっきりするでしょう。ぜひ最後までお読みください。
それでは今日の本題です。
HSP4つのタイプ
HSPは敏感さや繊細さを兼ね備えた人のことですが、その中でも特に相手の感情やエネルギーに対して敏感なのがエンパスです。それでは、エンパスを含めてHSP繊細さんの4つのタイプをご紹介しましょう。
1. エンパス――高い共感力を持ち寄り添える人
一般的なHSPのイメージに最も当てはまるのが「エンパス」といえるでしょう。
相手の表情を見て、相手に同調したり、相手の世界に自然と入ることができます。
相手が喜ぶ話題に変えたり、相手の感情を汲み取って傷つけないように聞いたりすることが上手です。
エンパスのチェック項目を見ていきましょう。
- □ 相手の雰囲気や立ち振る舞いで、その人の気持ちや考えていることが何となくわかってしまう
- □ 相手に同調しているとき、自分の波長がシフトしているのが分かる。誰といるのかによって感じ方が変わる
- □ 他人からよく道を訊かれたり、話しかけられたりする
- □ 話を熱心に聞きすぎて疲れることがある
- □ 動物や植物、ペットの意識を感じ取っていると思う瞬間がある
- □ 怒りの感情が強い人や攻撃的な人を相手にするのが苦手である
このタイプの繊細な人の特徴は、他人の感情をもらいやすいことです。
あまりにも共感するのが上手なため、共感を通り越して共感しすぎてしまうこともしばしばです。
特に相手がネガティブなオーラを出していると、精神的に非常に強いストレスを感じてしまいます。
これはある女性の事例ですが、奥様の方が不安症で長年カウンセリングを受けていましたが、夫が時たま不機嫌そうな表情になるので、いつも怯えていたそうです。
でもエンパスは、「嫌なことがあったのかな」「怒っているのかな」「私のせいかな」「怒られたくないな」などと、相手の感情に振り回されたり、不安や心配を感じて疲れたりしてしまうのです。
2. エクスプレッシブ――人よりも豊かな表現力を発揮できる人
エクスプレッシブは「自分を表現することが得意な人」のことをいいます。
たとえば、ダンス、絵、音楽、歌唱、文章など、自分らしく表現することを通じて、他者を感動させる力があります。HSPらしい繊細な感性で、他の人にはできないような素晴らしい自己表現をすることができます。芸能人やアーティストに多いタイプといえます。
エクスプレッシブのチェック項目を見ていきましょう。
- □ 自分の文章や話、表現で人が喜んだり、笑顔になってくれることが嬉しい
- □ 音楽や文章を書くことが好きで、自分らしく表現しているときに幸せを感じる
- □ 人生の意義や意味について常に追求しているため、自分が他の人とは違うと感じる
- □ 常に自分らしくいないと落ち込んだり、無気力になったりする
- □ 自分の感性が周りに受け入れられるかどうか不安になる
- □ 周りの評価を過剰に気にしすぎて疲れてしまう
豊かな表現力があるため、自分を表現すること自体が生きがいに繋がります。
反対にネガティブなコメントや誹謗中傷を過度に恐れてしまう傾向があり、自分の力を抑圧してしまいがちです。本当はほかにやりたいことがあるのに、評価を恐れて周りに合わせた自己表現をしてスランプに陥る場合もあるでしょう。
3. インテュイティブ――人よりも鋭い直観力を発揮できる人
インテュイティブとは「直観(ひらめき)を受け取る力」のことです。
別の言い方をすると、物事の先を読む力や、他人の話を素早く理解する力ともいえるでしょう。
物事の手掛かりやサインを見逃さず、ずばり重要な点について述べるので相手の人がびっくりしてしまうことも少なくありません。
これは、一見するとHSPとは認識されにくい資質かもしれません。たとえば「1を聞いて10わかる人」が当てはまります。直感力に長けていて、頭の回転が速い人です。
インテュイティブのチェック項目を見ていきましょう。
- □ ひとのちょっとした動作やしぐさから相手の言いたいことが分かってしまう
- □ 「頭の回転が早い」とか「頭がいい」「仕事が早い」と言われる
- □ 即断即決で、迷わず決めることができる
- □ 少し先の未来が見えたり、聞こえたり、なんとなく分かったりする
- □ 他人の意見を拡大解釈したり、自分の考えにあてはめたりして勝手に落ち込んだりすることがある
- □ メールや電話から相手の気分や体調を感じてしまい、心がざわついたり疲れたりすることがある
物事の理解が早いだけに、ネガティブな要素を拡大解釈をして、被害者意識を持つことがあります。このタイプの方は、相手の雰囲気やしぐさなどを敏感に察知することがあるので、自分の思い込みによって歪んだ結論を出してしまうのです。
例えば、メールでそっけない返事が返ってきたとき、「冷たくされた」「私のこと嫌いなんだ」と思い込み、一人で落ち込んでしまうことがあります。でも、実際に話を聞いてみたら、移動中だったとか、会議中だったなんてこともあります。あまりに頭の回転が速く、判断も早いため、時にそれが自分を苦しめることもあります。
4. ビジョナリー――人よりも高い視覚力を発揮できる人
ビジョナリーとは「未来を創造する人」です。
世の中をホログラム映像のように捉えることができるので、多面的な角度から世の中を見ることができ、様々なことに気づきます。視覚や視空間認知力が鋭いため、他の人が見ていない視点で世の中を見ることができるのです。
ビジョナリーの資質も非常にアグレッシブに見えて、HSPとは認識されにくいですが、自分の理想の世界を想像することに「繊細さ」を発揮しているといえます。経営者やリーダーに多いタイプです。
ビジョナリーのチェック項目を見ていきましょう。
- □ 目標を達成するために、毎日を過ごしている
- □ 人の才能を見つけ、その人の可能性を伝えることができる
- □ 自分が夜見た夢を詳細に覚えている
- □ 自分の夢に熱中していて、行動力は非常に高い方だ
- □ 自分の意識と体が分離したように感じられることがある
- □ 考えがコロコロ変わって、周りの人を振り回してしまうことがある
ビジョナリーが思い描くビジョンに周りの人は魅了されていきますし、強いリーダーシップを感じさせられます。しかし一方で、周囲からサポートが得られない場合、悔しさや憂鬱感、怒りや孤独感を感じることもあるでしょう。このタイプは一見してHSPとは分かりにくいタイプかもしれませんね。
以上、HSPの「4つのタイプ」を紹介しました。あなたは、どれが最もよく当てはまりましたか?
多かれ少なかれ、HSPは「4つの天才的な資質」のすべてをもっています。たとえば、ある人はインテュイティブの要素が強いが、エクスプレッシブが弱いという風に。そのため、「ものすごい直感力を発揮するが、自己表現をするのは苦手である」ということがあります。
HSP・エンパスのスピリチュアル的な特徴
HSPやエンパスの方をスピリチュアル的な観点から見てみましょう。
とくにエンパスの方は、元々見えない世界との繋がりが深く、ダイレクトに見えない世界のエネルギーを感じることの出来る人です。
このタイプの方の場合、精神世界にのめりこむことによってさらに生きづらく、エネルギーのバランスを崩してしまう場合があります。
HSPやエンパスの方は、上の方のチャクラが大きく開いているのが特徴です。
特に第七チャクラは天との繋がりを示すスピリチュアルなチャクラですが、HSPやエンパスの方は、第七チャクラが大きく、反対に第一チャクラが弱くなる傾向にあります。
第一チャクラは大地と根付き、地に足を付けて生きていくために重要なチャクラですが、HSPやエンパスの方は第一チャクラが弱くなっています。
一般的には、宇宙と繋がること、精神世界を追究してくださいねと言われますが、HSPやエンパスの方が第七チャクラを強化しようとすることで、かえって地に足がつかなくなり、全体のバランスを崩してしまう場合があります。
したがって、自分がHSPやエンパスであると自覚している方は、グラウンディングを中心に行うと、あなたのエネルギーの全体のバランスが取れて、この三次元世界で生きやすくなります。
もちろん、あなたがこの三次元世界を飛び出して、全く別の世界へと行きたいのなら、あえて第七チャクラを磨いて、天との繋がりを追究していっても良いのかもしれません。
HSP・エンパスが生きやすくなるために
私たちは、本当の自分で生きるという旅をしています。
この旅は一瞬たりとも休むことなく、私たちはこの一瞬一瞬を自分のエッセンスで満たした分だけ、自分を体験でき、本当の幸せを感じることができるのです。
エンパスやHSPを一言で言うと「受けやすく、防御が弱い人」です。
受けるのは得意ですが、自分を守るのは大の苦手なのです。
繰り返し、圧倒されるような経験や打ちのめされるような経験をした人は、自分は無力で抵抗できない存在だと思ってしまいます。
実際、HSPやエンパスの方は、たびたび人からのエネルギーに圧倒されてしまったり、相手の心の内を読むことができてしまう結果、相手に遠慮したりして、自分の意見を素直に伝えることが難しく感じられるでしょう。
そして心理的な被害者となり、自分の人生を自分で積極的に切り開いていくことができなくなってしまう場合があります。その結果、例え積極的に行動すれば人生を自ら変えられるような状況であっても、無力感や羞恥心に囚われ、いざというときに行動に起こすことが難しくなってしまうのです。
ここで失われるのは、自分の人生を自分の手で切り開く力です。
普段は行動力もあって積極的、という方も、肝心なところで受け身に徹してしまう、ということもあるかもしれません。
さらに、繊細な人は、攻撃されたり、批判されたり、プレッシャーを受けたときに自らを守る方法を知らないことが多く、その痛みを避けるために、さらに自分を抑圧し、ひっそりと生きていく傾向にあります。
そしてつい、自分が無力であると心の中で断定し、犠牲者であることを自分や他人に証明するために、自らを抑圧し、弱い立場を選択します。そうして、自らをますます生きづらくしてしまうのです。
私のところで自己変容に取り組んでいるある女性がこんな風におっしゃっていました。
「私はずっと被害者に執着していて、災害や事故にあった被害者を心の中で羨ましいと思っていたんです。なぜなら、彼らは人から思い出してもらえるからです。表向きはいつもいい人を演じていましたが、心の中ではずっと人のせいにして、自分が被害者だと思って生きてきました。」
でも、彼女は真摯に自己と向き合い、自らを愛せるようになり、30年に渡る摂食障害と自殺願望を克服しました。そして彼女は、こんな風におっしゃっていました。
「自分を愛せるようになると、他の人からの愛をそんなに必要としなくなるんです。これが自分を愛と光で満たすということなんだなと思いました。」
HSP・エンパスの天才性
私は、スピリチュアルな世界で活躍する方は、多かれ少なかれ、この「見えないエネルギーを感じ取る力」を磨くタイミングが来ると思っています。
スピリチュアルな世界とは論理で語ることのできるものではなく、最終的には体験しなければ分からない世界だからです。
スピリチュアルな世界では、皆がこぞってHSPやエンパスになろうとしているとも言えますね。
自分と他人の境界線があいまいなHSPやエンパスの方は、繊細で感じやすいがゆえ、自分と他人とを同じように扱うことができます。
自分の範囲が人よりも広いのです。ですから、相手のこと、周りのこと、環境のこと、地球のことをまるで自分のことのように受け取り、大切にできる人といえるでしょう。
人は誰でも才能を持って生まれてきます。でもそれが、才能と認識されずに埋もれてしまうか、才能として大切に育てられるか、それが大きな分かれ目となります。
才能とは、いつか突然現れるものではなく、あなたの手で掘り起こされるのを待っているのです。
私はいつも思うのですが、繊細さは才能です。
繊細な方が、リーディングやヒーリング
などにおいてたぐいまれない才能を発揮されるのを、私は何度も拝見させていただいてきました。
私自身も、HSPという言葉を知らずに過ごしましたが、大人になってから、自分がエンパスだったと気づいてから救われたような気持ちになりました。そしてこの能力は普段のセッションにおいても非常に役に立ってくれています。
半面、自分を責めたり、否定的になったり、思い込みに囚われがちになってしまい、生きづらさを感じていましたが、その生きづらさは癒すことができるし、変えることができます。
今日の内容が、生きづらさで悩む方のためになってくれたら嬉しいです。